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2021年01月07日
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カテゴリ:横川典視
木曜担当のよこてんです。

 遅ればせながら明けましておめでとうございます。前回が12月31日でしたので新年は一番最後になりました。改めまして新年のご挨拶。

 と、新年のご挨拶をして早々なのですが、岩手競馬は今週末の3日間でレギュラーシーズンが終了し冬休みに入ります。
 毎年書いているような気がしますが他所様が暦年で動いているのに対し岩手競馬は年度で動いておりまして、シーズンの区切りは4月から3月の期間。なので、桐花賞などは“暮れの大一番”と銘打ちますけども、岩手競馬の時間で動いている人たちにとっては大晦日とかお正月とかには実質的な“区切り感”が無く、単に通過点という感覚の方が強いんじゃないかなと思ったりします。今週末の開催が、レギュラーシーズンが終わってようやく“1年が終わった”感が出てくるのかな。

 2020シーズンは何事も無く進んで行ければ・・・と願っておりましたが、年末になって大雪の影響で実質のべ5日間の開催取り止めがありました。


★1月2日は雪景色の中の競馬になりました

 そもそもが昨年3月の特別開催スタート時点から無観客競馬となり、7月になってようやく本場へのお客様の入場が再開。徐々に見慣れた競馬場の風景が戻ってきた・・・というように、このシーズンは非常にイレギュラーな1年。今にして思えば最初から“何事もない事はない”1年だった・・・ということなのでしょう。


★無観客でスタートした3月特別開催




★5月からの盛岡開催も無観客で


★盛岡競馬場本場開催時のお客様の入場再開は7月



★水沢競馬場の本場開催時でのお客様の入場が再開は8月でした

 ラスト3日間の天候も決して油断はできない模様ですが、今回は盛岡の方が豪雪&吹雪で水沢の方は(今のところ)それほどではないようです。雪よりは低温の方が厳しいかも。
 しかしそれにしても、来週の盛岡などではけっこうな雨予報だったりして。よく分からない天気です。

 さて、シーズンの区切りとしては3月までが「2020シーズン」ですが、リーディング等の記録類は今週末が区切りとなります。という事でここで改めて騎手・調教師リーディングをおさらいしておきましょう。

■騎手リーディングTOP10(1月3日終了時点)

1位 山本聡哉 183勝
2位 高松 亮 156勝
3位 山本政聡 128勝
4位 村上 忍 121勝
5位 岩本 怜 93勝
6位 鈴木 祐 88勝
7位 関本 淳 73勝
8位 坂口裕一 72勝
9位 南郷家全 67勝
10位 阿部英俊 67勝

 1位山本聡哉騎手が2位高松亮騎手に27勝差をつけて最終週を迎えます。その2位と3位山本政聡騎手との差は28勝。上位陣の順位はこのままでしょう。
 7位の関本淳騎手以下では勝ち星が僅差、あるいは勝ち星同数・2着数で前後しているというところもありますのでその辺は変動するかもしれません。

 今季開幕時は、冬期間に南関で騎乗していた山本聡哉騎手が岩手に戻って2週間の自主隔離、最初の二開催の間は不在というところからスタート。当初は村上忍騎手・高松亮騎手・山本政聡騎手の三つ巴の争いでした。
 ところが1回盛岡開催が終わった頃に村上忍騎手が怪我のため戦線離脱。替わって高松亮騎手が大きく抜け出し、一時は2位以下に20勝近い差をつけてのトップに。そのままシーズン折り返し点まで到達します。
 しかし、夏の水沢開催で山本聡哉騎手が逆転。その後はリードを拡げて現在に至ります。山本聡哉騎手は秋の盛岡の6開催の間で75勝。高松亮騎手も同じ期間に50勝を挙げたのですが・・・。

 取り止めが無く進んできていたならば久しぶりのシーズン200勝も夢では無かったと思われる山本聡哉騎手でしたがそれは仕方ない事として、このままであれば2年ぶり5度目の騎手リーディング獲得となるでしょう。

■調教師リーディングTOP10(1月3日終了時点)
1位 板垣吉則(水沢) 88勝
2位 櫻田康二(盛岡) 70勝
3位 菅原 勲(水沢) 70勝
4位 飯田弘道(盛岡) 69勝
5位 三野宮通(水沢) 66勝
6位 佐藤雅彦(水沢) 60勝
7位 工藤裕孝(盛岡) 55勝
8位 畠山信一(水沢) 47勝
9位 齋藤雄一(盛岡) 45勝
10位 村上昌幸(水沢) 44勝

 昨季はシーズン最終日の第9レースまでもつれ込んだ調教師リーディング争いでしたが、今季は板垣吉則調教師が大きくリードして最終週へ。18勝差となるとこのまま首位は間違いないでしょう。
 調教師リーディングの争いも序盤から中盤頃まで接戦が続きました。その中で板垣吉則調教師は、序盤は1位を争っていたものの夏の盛岡開催あたりで一開催で1勝とか2勝、3週連続未勝利という事もあっていったん後退していました。
 しかし秋の盛岡開催に入って再び勝ち星を増やし始め、終盤は3開催で24勝の大活躍と共に一気に奪首を果たしました。昨季は3位だった板垣吉則調教師も2年ぶり6度目の調教師リーディング獲得が濃厚です。

 今季は小西重征調教師の岩手競馬平地最多勝記録更新という出来事がありました。来季は、村上忍騎手の3500勝、山本聡哉騎手の2000勝、高松亮騎手・山本政聡騎手の1500勝、南郷家全騎手の1000勝、さらには大坪慎騎手・菅原辰徳騎手の500勝、塚本涼人騎手の100勝など騎手の区切りの勝利が続くことになるでしょう。
 調教師の方も、一番近そうなのは齋藤雄一調教師の100勝(あと8勝)ですが、1500勝の区切りが達成できそうな調教師が複数おり、来季は調教師の方も“区切りラッシュ”になるかもしれません。

 今週末の9日・土曜には明け4歳馬の準重賞『奥州睦月賞』、10日・日曜はゴールデンジョッキーズシリーズの第3戦、最終日11日には古馬マイルの重賞『トウケイニセイ記念』と注目レースが続きます。まずは3日間、無事に競馬開催が終わりますように。そしてファンの皆様に今季のクライマックスをお楽しみいただけることを願っております。





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最終更新日  2021年01月08日 01時07分12秒



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