2021/04/21(水)00:21
令和3年度第1回能力検査
火曜日担当の太田です。
ばんえい競馬開幕まであと3日。
いよいよ令和3年度の開幕です。今年は25開催149日間。熱戦にどうぞご期待ください。
新しい年となれば、今年デビューする2歳馬達に注目が集まりますね。先日日曜日18日、令和3年度第1回能力検査がおこなれました。
ばんスタではYouTubeLiveで全レース解説付きでお送りいたしました。
この日、新スタジオのお披露目だったのですが、少し雰囲気が変わったのお分かりでしたでしょうか?
さて、この日は残念ながら雨。しかも、大雨でしたね。雨の中の能力検査は久しぶり。馬場水分も2.8%から始まり、最終的には3.5%まで上昇。3%を超える馬場水分はかなり久しぶりだったのではと思います。今の砂(ビリ砂利)になってからは、水はけも良くなり、せいぜい上がっても2.5%前後。3%台の馬場水分ということで、かなりの大雨だったとお分かりかと思います。
ばんえいのヤマカツエース 見事1着でした。
ここ数年は寒い日はあっても晴れた日が多く、また、近年は砂の入れ替え後の能力検査で、苦労する馬が続出。今回も砂の入れ替え後の能力検査となりましが、検査を受ける2歳馬にとっては恵みの雨になったのではと思いました。が、結構苦労している馬がいたというのが印象。
今年は2歳馬が173頭、3歳馬2頭出走して、112頭が合格
2歳馬の合格率は64.7%となりました。昨年が45.5%と考えると、はやり雨の中、軽い馬場というのはよかったようですね。
軽い馬場ということもあったのかもしれませんが、今年は目立つ馬がいなかったように感じました。
1番時計馬は第9レース8番グリフィス。父レッドダイヤ、母桜誉姫(母父)ツルマキシンザン。馬場水分3.0%で1分52秒5というタイムでした。
(主催者提供)
私の個人的なお目当ては、20レースに出走6番のジェイノレクサス。父がアオノレクサスで数少ない産駒の1頭。芦毛でお父さんにどことなく似ている感じ。残念ながら合格することはできませんでしたが、能力検査は全部で10回予定しています。また挑戦して合格を目指してほしいですね。
雨の中で行われた今年の能力検査。本番レースの参考になるかというと・・・・ここまで馬場が違うと、新馬戦が晴れて重い馬場となれば、まったく変わってきますね。なんだか荒れそうな気配ムンムンしております。
2歳新馬戦は第2開催から始まります。ぜひご注目ください。
能力検査後は、恒例となっているばんえいアワードの選定委員会がおこなわれました。
帯広市 ばんえい競馬 開催執務委員長 佐藤 徹也
十勝毎日新聞社 編集局長 児玉 匡史
北海道新聞社 帯広支社長 南部 謙治
北海道競馬記者クラブ 報知新聞 北海道支局長 永井 順一郎
競馬ブック トラックマン 木本 利元
NPO法人とかち馬文化を支える会 顧問 斎藤 修
楽天競馬スペシャルアドバイザー 古谷 剛彦
司会 楽天競馬 新名貴之
(敬称略)
以上の皆さんが選定委員会のメンバー。
すんなり決まるカテゴリーもありましたが、議論するカテゴリーが多く。それだけ活躍馬&プレイヤーが多かったということでしょう。なかなか決まらなかったカテゴリーは多数決で決定するなど、悩ましいく感じたところもありました。選定するうえで上がった馬は、今回選ばれなかったが、僅差だったというのは間違いありません。
また、今年いろいろなドラマがあることでしょう。考えると楽しみいっぱいですね。
ばんえいアワード2020の表彰式は、5月3日(祝月)帯広競馬所で行われます。
さて間もなく開幕。今年度も皆さんどうぞよろしくお願い申し上げます。