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2021年07月19日
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カテゴリ:大川 充夫
ミツオーです。今週の祝日事情をきちんと把握しておりませんでした。


さて、またしても動画に出演しました。


今回の動画は、こちら。




You Tube、TCK大井競馬公式チャンネルにて公開された、「競馬場のお仕事」その記念すべき第1回、実況アナウンサー編です。前半10分程度、後半15分弱でしょうか。



6月9日、今年(2021年)の東京ダービー当日、大井競馬場の実況室にカメラが入り、いわゆる密着取材されたモノです。





競馬という興行を作り上げるのには、実にさまざまな職種・役割のひとびとが競馬場内外で働いています。


おそらくこのシリーズの趣旨は、そうした、普段はあまり脚光を浴びることのない、しかし競馬というモノを作り上げるのに不可欠な仕事をする方々の、その仕事っぷり・プロフェッショナルぶりを、世間の皆さまにご紹介するということなのだと推測します。


その最初に、実況アナウンサーたる我々が選ばれたことは、光栄この上ないことですが、むしろちょっと申し訳ない感じのすることです。正直、我々実況アナウンサーは、競馬を作り上げる数多くの職種の中では、常に目立つ位置にいる部類だと思いますので。




しかし、もっと重要でもっと興味深いお仕事の方々については次回以降をお待ちいただくとして。




とにかく、競馬を作る仕事の一環として、実況アナウンサーの仕事ぶりを密着取材、ご紹介いただいたのがこの動画です。




ご覧いただけましたでしょうか?


わたくし、拝見しました。
いや、わたし自身が出てますんで、拝見もなにもないのですが、見た感想は、なんと言っても、





​​編集してくださった方、スゲ〜〜〜!!!​​






でした。



コレ、ホントに密着取材だったのですよ。
始業直後から終業まで、ほとんどず〜〜〜〜〜〜っっっっっっと、カメラさんが我々を撮影している。


正直、そんなに長く撮っちゃって、あとで編集タイヘンなんじゃないの?と心配するほど、とにかくほとんど常に、我々を撮り続けておられたわけですよ。





プロの技だなあと思うわけです。




自分がそこに出ている。
自分が何を喋ったか、その日どう行動したか、ちゃんと覚えている(先月9日のことですからな。その程度の記憶力はわたしにもあります)。


なのに、この動画、見ると、純粋に面白いんですよ。
なんだったら、ちょっと感動したりする。
出てるひと、カッコイイ!とか思っちゃったりする(さすがに自分を見ると、カッコイイとは思わない。年とったなあと思うだけ。あと、後輩に対して偉そうだなあ、ちょっと今後の言動に気をつけようって思った)。




コレはですね、ひとえに、編集された方のおかげです。


だって、ず〜〜〜〜〜〜っっっっっっと撮影されてるそのほとんどは、我々、実のない会話してたりダラダラしてたり、使えないこと言っちゃったりしてるんですもん。



ここだけの話、弊社の、今回の撮影に立ち会わなかった実況アナウンサーからは、


「ウチのいつもの会話が反映されてない」

「よそ行き過ぎるのでは?」


という指摘が出ています。




まあねえ、さすがにこういう趣旨で密着しますんで、って言われてるのに、普段どおりの内部の会話を遠慮なくするってことはないですよ。


例えば、弊社スタッフが頻繁に出張する石川県金沢市のホテル事情なんてのを(どこそこは安いとか、部屋がどうこうだとか、そういうやつ)、この動画に出演している中に、どうしてそんなに詳しいんだ?と驚くような知識を持ったアナウンサーもいないではないですが、残念ながら(?)その手の会話は、公開されたりはしないのです(っつか、さすがに当日、その手の会話はひかえた)。




動画に登場しない弊社アナウンサーの中には、自分が出演できなかったことをひどく残念がるあまり、出演したメンバーがそうした普段の会話を披露していないことを非難する者もおりますが、まあそういうヤツには言わせておくのです。



とにかく、世間さまに公表できないような会話は、編集さんがうまくカットしてくれています(っつか、使えるところを極めて上手につないでいくと、あんなカッコイイ動画になるわけです)。





一体、映像素材は何時間に及んだことでしょう?





わたくし、ほんの数十分の子どもの動画を編集するのにもタイヘン苦労して、最初は頑張って編集した動画をジジババにプレゼントしたものの、そのあと全く続かなかった覚えがあります。ので…ホント、この度の作品を編集した方を心底尊敬します(…お仕事なんでしょう。でもスゴい)。


個人的に、つい先日、編集を担当された方にお会いした際、心からのお礼を申し上げておきました。
本当に、この動画が好評なのも面白いのも、出ている連中がカッコよく見えるのも、撮影・編集した方々のお力によるものです。…我々の手柄ではありません、全然。




ちなみに、この動画がいかに好評かと言うと、JDD当日に大井競馬場実況席へわざわざご挨拶にみえた同業他社のアナウンサーさんからも、


「面白かったです。特にメガネのくだりがとても興味深かった」


とお褒めいただいたほどです。




その他、何人もの方に、「動画見ましたよ」と言っていただきました。皆さん、面白かったと言ってくださいました。ありがたいことです。


どうして社でコレに類するモノを作っておかなかったかな。
ホント、丸ごと社のプロモーション映像みたいですよ。




というわけで、まだご覧いただいていない方は、ぜひともご覧ください。
そして、シリーズの次回作以降を楽しみにお待ちください。いや、次回以降は、わたしもホントに楽しみにしています。…撮影・編集の方々、頑張ってください!






カッコイイ動画の話はさておき。




この中間、わたくしは、富山県で高校野球県予選を、関東にもどってジャパンダートダービーを実況担当し、なかなか忙しい、充実した日々を送らせていただきました。



高校野球富山県大会の模様は、今年からネットでも中継されるようになりましたので、県外の方でもご覧いただいた方があるかもしれません。



(晴れてるように見えますが、ほとんどこの瞬間だけ青空が見えたのでした)





(野球実況直前)









お天気・空模様の不安定な中、わたしの担当した試合は予定通りおこなわれました。ありがたいことです。




ジャパンダートダービーは、皆さまご存知のとおり、キャッスルトップが逃げ切って大金星。勝ち時計からしてフロック勝ちとも思えません。



(JDD実況直前)



騎乗した仲野光馬騎手にお祝いのDMをしたところ、



「直線半ばまで、飲み込まれること前提の実況じゃなかったですか?」



と、「笑」マーク付きの返信をもらってしまい、平謝りに謝ることになってしまいましたが、実力にふさわしい人気に推されないのが競馬の面白いところでして、その人気にある程度はしばられてしまうのが実況というモノなのですよ、いや、それじゃイカンけど、と自分に言い訳してみたり。







個人的に、今年だけで地方馬のG1優勝レースを2つも実況担当できたことは、実に嬉しいことです。ありがたい。





カッコイイ動画を見て、普段と異なる競技の実況をして、大レースの地方馬優勝を実況して、自分なりに「実況アナウンサとしての自分」「自分の実況」について考える機会を多くいただいた、この数日間ではありました。​​





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最終更新日  2021年07月19日 12時40分04秒
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