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2021年09月13日
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カテゴリ:百瀬 和己
こんにちは。
隔週月曜日、今日の担当は耳目社の百瀬です。


関係者の馬券購入や所得隠しに関する報道を受け、
今年1月から開催を自粛していた笠松競馬。

その後、不正に関わった関係者の処分、
また再発防止に関する施策が発表され、
8月には実践を想定した演習競馬を実施。

そして今月8日。
約8カ月ぶりに笠松競馬の開催が再開されました。


(開催初日の笠松競馬場、実況席より)


再開に先立ち、初日の1R発走前には
再開セレモニーが実施され、管理者の河合孝憲岐阜県副知事と、
厩舎関係者の代表として岐阜県調騎会会長の後藤正義調教師が
それぞれ挨拶しました。


(セレモニーの様子。主催者提供)


挨拶については、公式ホームページ内で紹介されていますので、
こちら​をご覧ください。


今年1月12日以来、
239日ぶりの笠松競馬の開催。

注目の初戦、第1レースを勝ったのは、
笠松の若手ホープ・渡邊竜也騎手。
圧倒的な人気に応え、豪快な差し切り勝ち。

真新しい勝負服での勝利は
「新生・笠松競馬」を強く印象付けるものでした。


3日間の連続開催で計36レース。
多頭数のレースが多く、
愛知(名古屋)所属の騎手も多数参戦。
ちなみに所属別の勝ち星は
結果は笠松23勝、愛知13勝。

開催リーディングこそ
愛知の岡部誠騎手が、8勝を挙げトップでしたが、
渡邊竜也騎手が6勝、ベテランの向山牧騎手が5勝。
また大原浩司騎手が2日目の2Rから3連勝を挙げるなど、
笠松ジョッキーズも地元の意地を見せてくれました。


また明るい話題として、
最終日に行われた新馬戦(4R)を勝った、
シルバが800mのレコードタイムをコンマ1秒更新。
更に強く追われれば、もっと速いタイムで出たのでは!?
思えるレース内容だったので、
今後の活躍が非常に楽しみです。


(「レコード」と表示された着順掲示板)



その一方で2日目の6Rでは
デビュー1年目の長江慶悟騎手が落馬負傷。
以後、騎乗変更になりました。

長江騎手は昨年10月、
デビューの開催で本馬場入場中に落馬負傷。
年末には復帰し、年明けの開催で初勝利を挙げるも、
今度は開催自粛の為、競馬に乗れず…。

何とも不運が続いてしまいましたが、
怪我を治して、更にたくましい姿で、
競馬場に戻ってきて欲しいと願っています。



そして、多くの方が注目していた売上は以下の通りです。

9月 8日:2億7860万9200円
9月 9日:3億 731万2000円
9月10日:4億 735万2800円

自粛前から比べると少しは下がったものの、
初日から2日目、3日目と順調に売上も伸ばし、
期待以上の結果だったのでは、と思うと共に、
改めて笠松競馬が多くのファンに支えられていると
実感致しました。


2018年の春から笠松競馬で実況を担当していますが、
開催に携わる実況アナウンサーの一人として、
そして、ひとりの笠松競馬ファンとして、
昨夏の馬券購入疑惑以降、心痛める話題が続きました。


新型コロナウイルス感染拡大に伴う
緊急事態宣言の為、残念ながら無観客での開催になりましたが、
多くのファンの方がインターネット中継などで、
レースを観戦し、また馬券を買って下さったこと、
心より御礼お申し上げます。


約8カ月の開催自粛という未曽有の事態から、
新たな一歩を歩み始めた笠松競馬。

これからもファンの皆さんが安心して競馬を楽しめる
笠松競馬場が続くことを願うばかりです。



開催最終日の最終レース終了後の笠松競馬場
この夕暮れのような穏やかな日々が続きますように





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最終更新日  2021年09月13日 22時11分21秒
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