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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は、古谷が担当します。
週が明ければ、早くも11月。そして、ホッカイドウ競馬はラストウィークを迎えます。ここ3週、開催日になると天候に恵まれず、馬場状態が「重」「不良」の日が多くなりました。気温が上がらない状況もあるので、多くの水分を含んだ馬場は、なかなか乾かない上に、雨が続いており、最終週も今のところ、天気予報は芳しくないんですよね(-_-;) 道悪の時計勝負になることは、ある程度考えておかなければいけないと思います。 「北海道2歳優駿」が昨年、「JBC2歳優駿」と名称を変え、JpnI3競走とともに同日2場開催という、新たな「JBC」の形が生まれました。節目となる20回目、馬産地・日高に立脚する競馬場での「JBC」開催は、格はJpnIIIとはいえレースの重みは増し、関係者が「JBCの冠を獲りたい!」という思いが強かったことを思い出します。第1回の覇者であるラッキードリームが、年が明け三冠馬に輝いたことも、「JBC2歳優駿」の価値を高めてくれたと思います。 (昨年の「JBC2歳優駿」。上はゴールシーン、下は口取り写真。写真提供:山中博喜氏) 今年の「JBC2歳優駿」は、他地区からの参戦はありませんでしたが、ホッカイドウ競馬勢は中距離重賞を賑わした馬たちが揃い、そのうちの1頭・リコーヴィクターには、笹川翼騎手が騎乗しに来てくれます。大井開催中にも関わらず、南関東の若武者が駆け付けてくれるのは、ファンの目をより向けてくれる点でもありがたいことです。JRA勢はすべて1勝馬ですが、デビュー戦が楽な競馬で勝ってきた訳ではない馬が多く、しかも未勝利勝ちの馬でも走破時計が優秀な馬がいたり、結構骨っぽい印象を受けます。地の利があり、キャリア豊富なホッカイドウ競馬勢が優位と見る向きはありますが、必ずしも決めつけず、冷静に比較する必要はあると思います。 (「ブリーダーズゴールドジュニアカップ」優勝馬シャルフジン。写真提供:山中博喜氏) (「サッポロクラシックカップ」優勝馬リコーヴィクター。写真提供:山中博喜氏) (「サンライズカップ」優勝馬ナッジ。写真提供:山中博喜氏) (「エーデルワイス賞」優勝馬スピーディキック。写真提供:山中博喜氏) これまでの中距離重賞である「ブリーダーズゴールドジュニアカップ」、「サッポロクラシックカップ」の振り返りは、「ふるやっちチャンネル」の中でレース展望の前に行っている回があります。各リンクで、その部分を見て頂ければ、今回の「JBC2歳優駿」の予習になると思います。また、楽天競馬×うまレターの企画で、JBC競走の展望はもちろん、「道営記念」「道営スプリント」の展望も行っています。「サンライズカップ」の振り返りは、こちらでご確認頂き、ぜひ参考にして頂ければと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年10月30日 02時19分27秒
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