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2021年11月22日
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カテゴリ:百瀬 和己

​​​こんにちは。
隔週月曜日、今日の担当は(株)耳目社の百瀬です。


例年以上に活躍が目立つ地方所属勢。
今年はこれまでGⅠ(JpnⅠ)競走4勝、
地方競馬場で行われたダートグレード競走は7勝の大活躍。


競馬ファンに注目の地方所属馬を聞けば、

カジノフォンテン
ミューチャリー
サルサディオーネ
キャッスルトップ

といった名前が上がることでしょう。

しかし、あまり競馬に馴染みのない方に、
知っている地方馬を聞くと、
きっとこの馬の名前が多く挙がるでしょう。


その馬は、言うまでもなく…




​スモモモモモモモモ​




この馬が断トツの1番人気ではないでしょうか。

実況放送で発音するのは言うまでもなく、
ゆっくり発音しても、つい噛んでしまいそう。

そして、パソコンなどで文字を打つ際も
何回"モ"のキーを押したか分からなくなってしまいます。
(こういう事を『指が噛む』とでも言うのでしょうか)


そんなスモモモモモモモモが、
11月1日の大井競馬3R、待望の初勝利を挙げました。
デビュー12戦目での初勝利。

そんなファン待望の一戦を実況したのが、
私の先輩、弊社の泉悠介アナウンサー。



(泉悠介アナウンサー。大井競馬場実況席にて)


私はJBC開催の金沢へ出張中だった為、
実際には見ていませんが、レース終了後は早々に
競馬場の広報担当から連絡があり、
その後、複数の取材に応じたとのこと。

また海外の競馬実況アナもSNSを介して、
このレースの模様を紹介したようで、
一夜にして「スモモブーム」のけん引役となった泉アナ。


初勝利から20日ほど経過し、
大分そのブームも落ち着きましたので、
改めて実況した泉アナにその時のことを振り返ってもらいました。​​​



-改めて何社取材を受けたんですか
「取材を受けたのは2社(2局)。
直接取材を受けた番組は2つだったけど、
他の番組でも(インタビューを)使ったようで

結局いくつの番組で紹介されたのかは分からないんだよね」

-ここまで話題になると思っていましたか。
「思わなかったね~。
そもそも勝つと思ってなかったもん(苦笑)

それにデビューの頃に話題になったから、
改めて(勝って)ここまで大きな話題になるとは」

-実況担当はどのように決めたのでしょうか
「いつも通り。その日競馬場に着いてから。
 最初(スモモモモモモモモが)出ていることも気づいてなくて。

(後輩の)鈴木アナに『どうしますか?』って言われたから、
『前半やろうかな』って感じで」

-スモモモモモモモモが出ているから実況しようと言うわけでは?
「前半実況するって言ってから、
『今日3Rにスモモ出てますよ』って言われて。
でも『じゃあやっぱり、鈴木くんやってよ』って言えないからね(笑)」

-実際レースを振り返ってどうですか。
「スモモモモモモモモはそこまで人気も無かったし、
向正面で一度呼んだけど、直線はどうかな、と」


-でも直線は来ました。
「来たね。3回か4回名前を呼んだかな。
例えば1番人気の馬なら心の持ちようが違うんだろうけど、
あの時は6番人気で、今日はどうかな~って思っていたから。
割と『虚を突かれた』感じがあったよね。
今ここで来るか、って(笑)」

-直線伸びてきた時は「勝つかも」って思いましたよね
「そりゃ、思ったよ。」

-力の入り方は変わりましたか
「もう、(ゴール前の)ここまで来たら変えられないよね。」

-ゴール前の「スモモモモモモモモ」
 心なしか「モ」の数が多かったように聞こえましたが…
「モの数ではなくて発音が明瞭じゃないんだよね。
何とも言えないけど、もっと早い段階で勝ちそうって思えば、
実況も少し変わったかも知れないね」

-でも、一躍”時の人”ですよ!
「そうかな~。
偉いのはスモモモモモモモモ自身だし、

騎乗していた町田騎手、管理する
櫻木調教師や担当厩務員の方だと思う。

実況した人間をここまで話題に
しなくてもいいのになあ~、って思うけどね(苦笑)。
自分たちは直接の関係者じゃないだけに、妙な気分になるね」


(大井競馬場実況席にて泉アナ)


私も1月の3着になったレースを実況しました際、
SNSを介して話題となり、新聞やテレビの取材を受けること。

普段は騎手や調教師に取材する立場の自分が、
その時は取材を受ける立場に変わり、
違和感というか、何かむず痒さのようなものを感じていました。

泉アナも同じような感覚を覚えたようです。


馬の実力や成績とは関係のないところで、
脚光を浴びるのは約20年前の『ハルウララブーム』以来でしょうか。


泉アナが言うように、

注目されるべきは競走馬自身の活躍であり、
実況アナウンサーではない、ということは間違いありません。
しかし、これをきっかけに競馬ファンが増えることもまた、
悪いことではありません。


待望の初勝利を挙げたスモモモモモモモモ。

いよいよ実力が人気に追いついてきました。
名前以上にインパクトのある活躍を期待しましょう!


そして我々、実況アナウンサーの難読馬名との戦いは、これからも続きます。







最終更新日  2021年11月22日 16時18分30秒
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