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2022年05月12日
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カテゴリ:横川典視
木曜担当のよこてんです。

 気がつけばもう5月も半ばになりまして、2022シーズンの春の水沢競馬も6開催中3開催が終了、半分が終わりました。
 とはいうものの、3月の特別開催が2開催あったから、実質5開催経過ですね。あと3開催、1ヶ月ちょっと。
 水沢通いが長く続いてそろそろ盛岡開催が恋しくなってきましたが(近いから!)、今時期は新緑は綺麗だし遠くの山々の景色も初夏の装いになってきていて、そんな景色を見ながら車を走らせるのはそれなりに楽しくあり気持ちよくもあり・・・ではあります。

 さて今回はお題を二つ。まずは木村暁騎手重賞初制覇!の話題。

 5月8日に行われた岩手伝統の重賞・シアンモア記念。4番人気に推されていたヴァケーション号が優勝、鞍上の木村暁騎手はこれが自身の重賞初制覇となりました。


★シアンモア記念/優勝ヴァケーション号・木村暁騎手

 前走の赤松杯から引き続き同馬の手綱をとった木村暁騎手ですが、僅かに及ばず2着に終わった前走の雪辱を見事に果たす差し切り勝ち。M1重賞、レースの格も伝統も文句なしのシアンモア記念、1着賞金1000万円!初めての重賞タイトルとしてこれ以上ない勝利はお見事!ですし、おめでとう!の他に言う言葉はありません。


★ゴール直後のヴァケーションと木村暁騎手

 ガッツポーズするんじゃないかと思ってレンズを少し上に振りましたが木村暁騎手は何もせずそのままゴール板を通過。あとで聞いてみたら「余計な事をして馬を転ばせたりしたらいけないと思って」といたって真面目な返事が返ってきました。そういえば木村暁騎手の“ゴール直後のガッツポーズ”って見た事がないような気がするなあ。


★引き上げてくる時はガッツポーズ


★表彰式を待つファンの声援に応える


 木村暁騎手は2002年4月20日のデビュー。齋藤雄一騎手(現調教師)と同期になります。デビューも同じ日でしたが初勝利は木村暁騎手の方が早かったですね。




★2002年4月20日、デビュー戦の木村暁騎手


★同年4月29日に初勝利を挙げました

 ほぼちょうどデビュー20年での重賞初制覇。なかなか勝てなかったわけですが、それだけの事情もありました。
 デビューしてしばらくの間の木村暁騎手は怪我で騎乗できない時期が多かった。改めて調べてみると、デビュー翌年の2003年は7月から11月下旬まで(5ヶ月弱)、2006年は10月以降(3ヶ月)騎乗できず。2007年は特別開催から復帰したものの4月最初の一開催騎乗したのちに長期療養に入って結局この年は復帰なし(8ヶ月弱)。2010年も7月から10月半ばまでの3ヶ月ほど騎乗できなかったり・・・と、離脱している時期が非常に多い。それも成績が上がってきて流れが良くなってくると怪我・・・みたいなところもあって若い頃はホント流れに乗れなかった印象。“デビュー20年・21シーズン目”とはいえそのうち2年分くらいは乗れてなくて、順調にシーズンを過ごせるようになったのはここ10年くらいですからね。


★さきの4月24日の4レースでの勝利が地方通算600勝となった木村暁騎手


 重賞制覇も決して遠かったわけではなくて、2018年のダイヤモンドカップではエルノヴィオ号に騎乗して2着、昨年の絆カップではゲンキチハヤブサ号に騎乗して2着。エルノヴィオの時はチャイヤプーンやサンエイキャピタルがライバルだったし絆カップの時はキラットダイヤが相手。運もちょっと無かった。


★2018年ダイヤモンドカップ2着(エルノヴィオ号)


★2021年絆カップ2着(ゲンキチハヤブサ号)

 その意味では今回は逆に運が向いた面がありました。シアンモア記念の日は村上忍騎手・山本聡哉騎手・高橋悠里騎手・陶文峰騎手の4人が不在となっていて、前走時から手替わりにならざるを得なかった馬が多かった中で引き続きヴァケーション号の手綱を取る事ができた。それはやはり最大の幸運。
 そうして向いてきた流れをきっちり掴んで重賞制覇に繋げることができたのは、運や馬の力だけではなくて、木村暁騎手の実力も当然あったでしょう。
 今シーズンの木村暁騎手は調子も良いんですよね。先週終了時点でリーディング5位。去年も良かったですけども(最終的にリーディング6位)、今年は去年以上に良い感じに見えます。今回の勝利は、自分は“勝つべくして勝った”と言っていいと思いますね。

 ま、ひょうひょうとした木村暁騎手ですからこうやって煽っても乗ってこないでしょう(笑)。まあ今の調子で、怪我なく乗り続けていって欲しいですね。





 もうひとつの話題もベテラン騎手のお話。5月9日の水沢4レース、フォーエバーソング号に騎乗して優勝した大坪慎騎手はその勝利で自身の地方競馬通算500勝達成となりました。


★大坪慎騎手地方競馬通算500勝達成/5月9日水沢4レース・フォーエバーソング号


★デビュー直後の写真が見つからなかったのでちょっと後のものを。2007年、なまはげと一緒の大坪慎騎手


★大坪慎騎手の重賞初制覇は2017年の赤松杯、イーグルカザン号。ナムラタイタンを破った衝撃的な勝利でもありました

 大坪慎騎手は2000年4月のデビューですから木村暁騎手の2年先輩になりますね。23シーズン目での500勝達成。レース後のコメントで「もう少しペースを上げて勝ち星を増やして、次の区切りはもっと早く達成できれば」と言われておりましたが、600、700と加速していく事を期待しましょう。


 騎手の区切りの勝利、大きなものは高橋悠里騎手・坂口裕一騎手の地方通算1000勝が控えています。先週終了時点で高橋悠里騎手は907勝、坂口裕一騎手は944勝。それぞれ昨シーズンと同じくらい勝ち星を獲得できれば今シーズン中に到達する可能性は十分にあります。これが今シーズン中の楽しみ。
 そして小西重征調教師。5月10日の9レースを優勝した事で自身の通算勝利数が1914勝、阿部時男調教師の持つ岩手競馬歴代最高勝利数に並びました。あと1勝で新記録。その達成の瞬間も非常に楽しみです。






最終更新日  2022年05月13日 02時54分39秒



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