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カテゴリ:山中 寛
今日は耳目社山中が担当します。
川崎競馬場にて実況中です。
今週は18日に行われる第14回川崎マイラーズがメインレース。 5日目最終日(20日)には2歳新馬戦スパーキングデビューが行われます。
先週の木曜日(5/12)、大井競馬場で行われた 第67回羽田盃の実況を担当しました。 昨日のかよこさんも書かれていましたが、 結果は、最内をスパッと抜けたミヤギザオウが1着。 (詳細は→こちら)
2着ライアンが直線で外から追い込んできたとき
「ライアン来た!!」
という言葉が閃いたので、実況の中で使ってしまいました。 「ライアン!!」は 1990年の有馬記念、フジテレビ系のレース中継の中で 大川慶次郎さんが発した、競馬史に残るフレーズですね。 フジテレビの大川和彦アナウンサーが 「オグリ先頭、オグリ先頭!!ライアン来た、ライアン来た!!」 と実況を続け、オグリキャップの劇的な引退レースとともに、 多くの競馬ファンが聞いたことのある実況、見たことのある映像なのではないかと思います。
昨年の7月、浦和競馬場でライアンがデビューした頃から 弊社実況陣は「ライアン!!」や「ライアン来た!!」のフレーズを 頭の片隅のどこかに置いていました。
今回の羽田盃がこんな展開になるとはレース前に予想できるはずもありませんが、直線に向くまで余裕がありそうに見えたシャルフジンの脚色が鈍って後続が押し寄せて差を詰め始めたときに、伸びてきそうな馬の中でライアンの姿が目に入ったので瞬間的に「ライアン来た!!」というフレーズが浮かんでしまった、というわけです。 事前に考えていたわけではありませんが、ライアンが平和賞を勝った時に「こういう展開なら、『ライアン来た!!』っていうフレーズはシックリ来るかも」とは思っていました。今回頭に浮かんだのは、この時があったからかもしれません。
昨年10月の平和賞を勝ったあと、重賞で3戦凡走して、今回の羽田盃ではかなり人気を落としていましたが、ディープインパクト産駒の血統馬、東京ダービーでも走りに注目しなくてはいけませんね。
ここまで、ライアンの話ばかりでしたが、勝ったミヤギザオウの最内を突いて先行馬を捉えた脚も見事でしたし、もっと下がるかと思ったシャルフジンがどっこい3着に粘っていて、そんなに悲観するような内容ではなかったのかなと思います。
東京ダービーは6月8日。 2冠目も目が離せないレースになる事間違いなしです!!
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最終更新日
2022年05月31日 11時30分53秒
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