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2022年06月23日
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カテゴリ:横川典視
木曜担当のよこてんです。

 まずは19日に行われた『一條記念みちのく大賞典』のお話から。前年の勝ち馬が不在となったのは久しぶりのみちのく大賞典。人気も、単勝オッズで10倍以下の馬が5頭という割れた形になりました。そんなレースを制したのは2番人気のステイオンザトップ、岩手転入2戦目での重賞制覇でした。


■一條記念みちのく大賞典/優勝ステイオンザトップ


 この19日は4R頃に少し強めの通り雨が降り、その後も時折雨が降るという天候。コース状態も1R時の良からメインの頃には稍重になっていました。傾向的にはコース内側が走りやすい・止まらないという感じが雨と共に強まっていった印象。
 なのでそんな傾向的に一番いいコースを獲ったのがゴールデンヒーラー、差しに回ったヴァケーションやステイオンザトップはやや不利・・・となるはずの直線の攻防。それを差し切ったステイオンザトップは、結果クビ差でしたけれども、その着差以上に強かったと考えていいはずです。


■引き上げてきたステイオンザトップを右腕を上げて出迎える小林俊彦調教師

 ステイオンザトップはJRA時代に芝で2勝・ダートで1勝を挙げており、芝では1200mから2000mまで、ダートも1400mから1800mまで使われていてどの距離でも極端に大きく崩れてはいなかった戦績。JRA3勝クラスを突破していてもおかしくなかった成績ですし、初勝利がダートだったようにダートにも苦手感無し。実際、転入初戦だった5月23日のA級一組戦でも強い競馬を見せていて、岩手でなら普通にダート重賞級という手応えを感じさせていました。
 今回の焦点は2000mという距離で、それがベストではないのでしょうけれどもしっかりこなして見せた。先にも触れたように内ラチ沿い有利の傾向下で外からの差しを決めた点も含め、この勝利はこの馬の強さを証明した一戦になったのではないでしょうか。




 本馬は、ご存じの方もおられるでしょう、4月のサラブレッドオークションにおいて286万円(税込314.6万円)で購入された馬です。ちょっと面白そうな馬を買えたというお話は当時から耳にしていて転入初戦もそのつもりで注目して見ていたんですけども、2000mでこれだけ強い競馬ができる馬だとはその時点では想像していませんでした。


■転入初戦・5月23日青葉特別優勝時のステイオンザトップ。“モノの違い”を感じさせる走りを見せました

 まあしかし改めてきょうだいを眺めてみて、本馬の半姉のローブティサージュこそスプリンターと言っていい戦績ですけどもその他はマイル~中距離ですし、本馬の祖母リッチアフェアーはヴィクトワールピサの母ホワイトウォーターアフェアの全妹なのですから、中距離で戦える素地は十分にある血統ですよね。

 ステイオンザトップの次戦は、今回の結果を受けてマーキュリーCになる公算が高そうですが、その後は青藍賞-南部杯-JBCクラシックの王道路線を採るのも、あるいはスプリント方面に行くのも、はたまたOROカップ狙いで芝路線に進むのも、どれでも良しという感じがします。今回のダートでの連勝・2000m克服で今後の選択肢も大きく拡がりましたね。

 さてしかし、2着ゴールデンヒーラー、3着ヴァケーションも良い戦いをしていました。


■一周目スタンド前を進むゴールデンヒーラー(左)・ヴァケーション(右)


 逃げたゴールデンヒーラーは速すぎず遅すぎずのペースから絶妙なタイミングで仕掛けてあわやの2着。ヴァケーションは、道中の位置取りの兼ね合いから“伸びない”コースを進まざるを得なかった分伸びきれなかった。ステイオンザトップに「着差以上の強さ」と言っているのと矛盾することを言いますが、この2頭も「着差が力の差ではない」と、展開によってはこの2頭の方が勝つパターンも十分にあったはずだと言いたいですね。




■ゴールデンヒーラー、ヴァケーション共に休み明け3戦目、前走以上の好状態に見えました

 この2頭も“2000mは少し長いかもしれない”と覚悟を決めての出走でした。ヴァケーションはマーキュリーCに進むかもしれないけれどゴールデンヒーラーはビューチフルドリーマーCには向かわないかもしれない。青藍賞あたりが、この上位3頭の再戦になるのかもしれません。


 さてさて。長かった水沢競馬は21日で一旦終了、来る日曜・26日からは盛岡競馬がスタートします。盛岡競馬と言えば「芝」。初日26日・B2級の芝マイル戦から芝シーズンも開幕して、2日目にはB1級芝1700mの特別「朝顔賞」、3日目には3歳芝1600mの準重賞「はまなす賞」と毎日一戦ペースで芝のレースが組まれています。
 昨年の盛岡開幕時は芝の状態が非常に良くて、レースの方も距離を問わず好タイム連発の状況となりました。今年はどんな状態なのか?どんなタイム・どんな傾向になるのか?11月に大レースが控えているだけにかなり気になるところです。

 今回の盛岡開催スタートは3年ぶりにイベント類がたくさん行われる開幕になります。今のところお天気はスッキリとはしない感じなのが残念ですけども、今週末は皆様ぜひOROパーク盛岡競馬場におこしください。


■次回の水沢競馬は11月27日から。こんな景色にも雪が降っているのかも・・・






最終更新日  2022年06月24日 00時11分42秒



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