|
カテゴリ:坂田 博昭
水曜日の担当は、坂田博昭です。
今日は、先週の名古屋競馬のリポート。 まずは、ちょっと以前のことになりますが、先週の火曜日21日。 現役最高齢競走馬のヒカルアヤノヒメが、自身の305戦目のレースに挑みました。 この日は、こんな感じのピンクの覆面着用でパドックに登場。 古傷の手術あけ、この日が乗り始めとなった、主戦の尾崎章生騎手が、久しぶりに騎乗しました。 11頭立て9着。 305戦目、無事完走! 尾崎章生騎手の話 「無事に走ってこられて、それが何よりです。いつもより少し元気がない感じがしたけれど、レースに行けばこの馬らしく流れにしっかりついて行くことが出来ましたし、ゴールまで頑張って2頭には先着することが出来ましたから。秋まで走れば記録(現役最年長出走)にもなるので、このまま無事に行って欲しいですね。」 今回は、C級選抜の「はい上がれ!しゃちほこ賞」に編成されて1500m戦へ出走しましたが、希望は920m戦。2開催先の7月中旬、重賞の名港盃が行われる7月18日(月祝)には、その920m戦が組まれているようです。 ここで、名古屋競馬場からのお知らせ。 今年もやります! 名古屋モーニングフィーバー 7月から9月まで、名古屋競馬の「午前中発走のレース」では、3連単の払戻率が通常の72.5%から…… 77.7%にアップ!! おトクです。これは。 名古屋の朝レースは、すごく堅いか、すごく荒れるかどちらかのことが多いのですが、どちらの愛好家の方も、この払戻率アップの効果は実感できると思います。 馬券が当たれば、ですが(汗) 私も頑張って、チャレンジします。 日程はこのようになっております。 是非お楽しみ下さい。 さて、6月23日木曜日には、古馬の重賞・トリトン争覇(SP2)が行われました。 これまで「マイル争覇」という名前で行われていたものが、名古屋競馬場に1600mのコース設定がなくなったことにより、名称変更。 「トリトン」……回転寿司チェーン、ではないです(汗) そう思うのは、北海道の人だけか。 こちらのことでした。 競馬場のスタンド3階から見えた! 名港(めいこう)トリトンっていうんですって 協力・競馬エース こういった小ネタ(笑)も充実してます。 是非、名古屋本場で、またコンビニなどのネットプリントで連日お買い求め下さい。 橋の名前とは知らなかった…… なんかおいしそうな名前だなと。 あ、寿司じゃないのか。 ということで。 新競馬場尾距離設定に合わせ、トリトン争覇は1700m戦。 3コーナー奥の引き込み線から馬場を1周と3分の1ぐらいまわるコースで行われました。 内ラチ沿い、マイネルティプトンを振り切って抜け出す、橙色の帽子 ウインユニファイドが、ついにやりました! 重賞初制覇!! 丸野勝虎騎手のインタビューの模様は、名古屋競馬オフィシャルYoutube映像でご覧下さい。 沖田明子調教師の話 「ここまで本当に苦労しました。夏は休ませ、秋から冬にかけて力を入れていきます。」 元々裂蹄で長く休んでいた馬。いまはその状態は安定しているとは言え、相当気を遣ってケアをしているそうです。転入後はコンスタントに使われて力を示しながら、重賞は2着続きでした。 夏の暑さには弱い馬なので、前回の湾岸スターカップを使って休養、というプランでずっと来ていたのですが、そこでも2着。今回のトリトン争覇は、季節的にもギリギリのいわゆる「泣きの1回」でもありました。それが見事に奏功。 いい夏休みを過ごして、秋には春に敗れたライバルたちへの雪辱を果たしてもらいたいものです。 最終レース後のひとコマ YJSトライアルに向けての、写真撮影 広報担当に促され、ポーズを取る浅野皓大騎手 来週は、何の話にしようかな…… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年06月29日 23時31分15秒
[坂田 博昭] カテゴリの最新記事
|