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カテゴリ:坂田 博昭
水曜日の担当は、坂田博昭です。
今日は、門別競馬場に来ております。 これまでも、門別競馬場を彩る「花」の写真をお送りしてきましたが… 花が少し夏っぽく変化していました。 ご覧のようなひまわりの姿を見ると、本当に「夏だな」と感じますよね。 ここ、入場門。 こうしてまず花たちがお出迎えします。 入場門からスタンドまでの間の小道でも、花の彩りがお客様方の目を楽しませています。 地方競馬の競馬場で、こんなに花の彩りに包まれた場所を、私は他に知りません。 こうした風景も、競馬場の皆さん方の努力によって保たれています。 こまめにこうして水をやらないと、すぐに枯れてしまうみたい。 確かに手間はかかるけれども……コースを見れば砂しかなくて、どうしても殺風景になりがちな地方競馬の競馬場ですから。少しでも「見栄え」でお客様方を惹きつけようという、工夫と努力が表れているのだと思います。 門別は、パドックが本当にきれい。 馬たちが歩く足元を、こうして色とりどりの花たちが鮮やかに演出します。 水やり 花があるところには、他の生き物も集まってきます。 パドック脇ではこうした虫たちが行き来して、命の源を媒介しているのでしょう。 門別競馬場には、是非カメラを持って来て欲しい。 馬の走る姿は勿論なんですが、こうした色彩豊かな風景を、写真を撮る人それぞれの工夫で楽しむことが出来ます。 今日の門別では、ヤングジョッキーズシリーズのトライアルラウンドが行われました。 が……ここでの話題は、「元ヤング」(笑)のこの人。 小野楓馬騎手 22歳 昨日までの通算勝利231勝 年齢的にはまだ「ヤング」の範疇ですが、すでに一昨年の段階で100勝を超えて、「ヤング」を卒業。この機会に、そのヤング卒業後の手応えを尋ねてみました。 「昨年は、良い流れで順調に活躍できました。しかし今年は……ここまでは何かうまく行っていませんでしたね。ここに来て少し持ち直してきたような気がしますが。」 「スタートが悪かったり、レースの道中で行ってはいけないところ、通ってはいけないところに行ってしまったり……自分でもわかっているんだけれども、なぜかそう言うプレーをしています。先生(所属の小野望調教師)にも言われる。自分でも『そうだよね、言われるよね。これ』ってわかっているようなプレーをしてしまっていました。」 「今年は、落合さん(玄太騎手)が、シーズンの最初からバンバン勝っていたので…正直焦ってました。落合さんは1つ上の先輩ですけれども、意識しますねやっぱり。乗り方をマネする、とか、そう言うわけじゃないんですけれども、『ついて行って』間違いではないはずなので。勝って活躍している人ですから。」 「来年は、減量騎手(新人)がふたりも来ます。危機感は持っていますよ。騎乗数はどうだろうとか。そんな中で、今年後半頑張って行きたいですね。」 敢えて、話してくれたことを、そのままお伝えしました。 この人のすごいところは…こうして感じていることをストレートに言葉に出して伝えてくれること。以前からそうでした。だからこそ、うまく行くときにはそれを持続させることも出来るし、うまく行かなくなれば修正も出来る。 やっぱり、もう「ヤング」のプレイヤーじゃないんだと思います、そういうところが。 いまは、「うまく行っていない」と感じていると話す彼。 その感じていることが自分自身で掴めているのなら、ここからまた上向きに流れを変えていくことも、きっと出来るのではないでしょうか。 あとは、面白い馬との巡り合わせで、面白い活躍もあるかも。 これから秋までのシーズン後半の彼が、楽しみになりました。 さて、「本物の」ヤングの戦い。 ヤングジョッキーズシリーズ トライアルラウンド門別 騎手紹介式でのフォトセッション 第1戦は、JRAの小林凌大騎手騎乗のアルバトリア(外12番)が差し切り勝ち! 第2戦は、船橋の木間塚龍騎手が駆るアルマブレイドが逃げ切り!! 左が小林凌大騎手 右が木間塚龍騎手 次のヤングジョッキーズシリーズのトライアルラウンドは、8月4日木曜日に佐賀競馬場で、西日本の若手騎手達が集い覇を競います。 最後にお知らせ。 明日7月28日木曜日 北海道にある場外発売所・Aiba石狩(サテライト石狩)で、場立ちトークイベントやります!! 明日は、2歳馬の重賞・ブリーダーズゴールドジュニアカップが行われます。 お昼の1レースから、このメイン最終レースまで、予想をしながらご来場のお客様方と楽しく盛り上がっていきます。 近隣の方、札幌近郊の方々、是非Aiba石狩にお集まり下さい。 ご一緒に競馬を楽しみましょう!! 来週は、名古屋競馬場へ出かけますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年07月28日 00時37分51秒
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