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2023/03/10(金)13:28

2023ホッカイドウ競馬の日程が発表!

古谷 剛彦(881)

金曜日は、古谷が担当します。  先週は15日に、札幌市内のホテルで、昨シーズンのホッカイドウ競馬で活躍した人馬等を表彰する「北海道競馬記者クラブ表彰式」と「北海道地方競馬優秀賞表彰式」が執り行われました。北海道競馬記者クラブ選出・年度代表馬には、2歳部門がベルピット、3歳以上部門はシルトプレが選ばれました。 (「サッポロクラシックカップ」を制したベルピット。写真提供:山中博喜氏) (「北海優駿」を制したシルトプレ。写真提供:山中博喜氏)  シルトプレは、先週のブログでも記した通り、NAR3歳最優秀牡馬にも輝き、この世代の地方競馬代表となったと言っても過言ではありません。2頭とも、今シーズンもホッカイドウ競馬を舞台に活躍してくれることを期待しています。  そして17日に、2023年ホッカイドウ競馬の日程及び取組概要が発表されました。日程は以下の通り、4月19日に開幕し、11月9日まで全82日間開催で行われます。昨年より1週遅れの開幕となりますが、馬場改修の遅れが要因とされています。昨年は、開幕週に2歳戦を行えなかったことを考えると、今年の開幕時期は良かったと言えるかもしれません。  2歳馬は約500頭がすでに門別競馬場に入厩していますが、育成牧場で乗り込まれている馬たちもいるので、多くの2歳馬を受け入れている厩舎は、能力検査のたびに2歳馬を入れ替えていくことになると思います。ホッカイドウ競馬は、能検を受ける上で2度のゲート練習を義務付けていますから、3月16日の能検に向けてピッチが進んでいる馬たちが増えています。  発表された取組概要の中で、やはり全国的なダート競馬の体系整備の中でも記された、各地のデビュー馬限定で秋に覇を競う「ネクストスター門別」が、10月5日(木)に1着賞金1,000万円で新設されます。また、例年通り11月3日(金)に行われる「JBC2歳優駿」に向けた重要な前哨戦である「サンライズカップ」は、9月20日(水)に1着賞金1,000万円で争われることになりました。ダートグレードで唯一の2歳牝馬重賞「エーデルワイス賞」は、11月1日(水)に時期を遅らせ、「JBC2歳優駿」と同じ週に、JRA勢をまとめて移動できるような日程になりました。  例年の古馬重賞では、「コスモバルク記念」が4月下旬に行われていましたが、「エトワール賞」が今年最初の重賞として4月27日(木)に行われ、「コスモバルク記念」は5月11日(木)に移りました。3歳三冠は、「北斗盃」が5月4日(木)、「北海優駿」が6月15日(木)、「王冠賞」が8月29日(火)となり、例年通り三冠ボーナスは設定されています。  全国的に、賞金諸手当のアップが図られていますが、ホッカイドウ競馬も最低クラスの1着賞金が40万円となり、それに比例して各クラスの賞金もアップされます。「ウィナーズチャレンジ」「ターフチャレンジ」のJRA上級認定競走も、1着賞金は250万円に増額されます。このアナウンス効果もあり、今年は例年より、3歳以上の馬たちの入厩頭数が増えています。春先の番組面が心配されてきましたが、今春は何とかなりそうな雰囲気です。  来週から3月!いよいよ、北海道も春が近づいてきたなぁと感じるニュースでした。

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