地方競馬の楽天競馬|日替わりライターブログ

2023/03/29(水)09:22

ばんえい記念week

太田 裕士(526)

火曜日担当の太田です。 やはり油断大敵。北海道の3月、4月は普通に雪が降りますよね。今年は3月の中旬から一気に春めいて、もうこのまま雪は降らないかなと思っておりましたが、昨日真冬並みの積雪になりました。帯広で14センチ。お隣の中札内では47センチも降り、季節は逆戻り。まあ、例年のことを考えるとそんな甘くはないですね・・・ ただ、この季節は気温がプラスになるので、あっという間に溶けてしまう。もう、道路はぐちゃぐちゃ。車も真っ黒けです。本当に雪いらんって感じです ばんえい記念から1週間。現在およそ1か月の休催期間中です。ばんえいロスという方もいらっしゃるかなと。 1週間という感じがしないですね。もっと経っている感じがしています。先週は本当に暖かく、ナイターで寒さなどの心配もありましたが、取り越し苦労でしたね。 先週はレースについて触れましたが、改めてばんえい記念weekは多くのファンで盛り上がりました。完全ではないもののコロナも少し落ち着き、本当に久しぶりにばんえい記念当日の人出になりました。 16日(木)には恒例の公開枠順抽選会が行われました。 それぞれ、どのコースがいいなど思惑などはあったかもしれません。 セパレートコースの枠順というのは重要だということがわかりますよね。 今年引退セレモニーを行った馬は5頭。 18日(土)は、アーティウィング、フォルテシモの2頭 19日(日)は、毛色で人気を集めていたブチオの引退式。 20日(月)全レース終了後には、ばんえい記念がラストランのキタノユウジロウ、マツカゼウンカイの引退セレモニーが行われました。 馬主や調教師が最後にファンにお礼を述べていましたが、特に印象に残ったのは、マツカゼウンカイの馬主髙柳節子さんの言葉。 どうしてもばんえい記念に出てもらいたかったという想いがこもったお話をされておりました。改めてばんえい記念というレース、ファンはもちろんですが、馬主、生産者、プレイヤー、そして我々関係者。ばんえいに関わる全ての人々の思いが詰まったレースだと感じました。 例年ばんえい記念当日、開催が終わった後に行われている生産者表彰式典は、コロナの影響で3年ぶりの開催。今年は、準ナイター開催ということで、終わるのが遅くなるということもあり、午前中に式典が行われました。 式典後の会食はまだコロナのこともあるのでなし。表彰のみの開催。それでも3年ぶりに開催ができたことは前進ですね。黒ユリ賞、イレネー記念に出走した馬の生産者、そして、今年から多産馬部門というカテゴリーも出来て2名の生産者が表彰されました。 18日、19日と井上オークスさんのお店Oaks Stableを開店。 12月に行われたばんスタ延長戦の企画「実現したいイベント」でゲスト出演していたオークスさんが、帯広競馬場で出張販売という企画をとりあげ、今回実現に至りました。レースにご協賛も下さり、盛り上げてくださいました。この場を借りて感謝申し上げます。 競馬場1F南側広場で馬セレクトグッズを販売。とても手ごろな値段で、しかも素敵なものばかり。早速我々も購入。 また機会がありましたら、ぜひ出張販売お願いしたいところ。もう毎年やってもらいましょう(笑) スカーフもあって大人気だったのですが、今度はネクタイなどいかがでしょうか(笑)と勝手なこと言ってすみません。でも、ネクタイあったら絶対買います!! スタジオは前日から多くのゲストにお越しいただきました。 レースも久しぶりに記念らしいレースとなり、大いに盛り上がった今年のばんえい記念。すでに来シーズンの戦いに向けて準備が進められております。 どの厩舎も2歳馬の調教で大忙しだろうと思います。 まずは4月16日(日)の能力検査。今年は登録数が多いようで、第1回の検査も例年よりレース数が多くなりそうです。 まず能力検査の合格が第1関門。合格しないとデビューできません。近年第1回能力検査の合格率は低くなっています。馬の調教が送れている馬は、おそらく2回目3日目を狙ってくることでしょう。兎に角全馬合格を目指して頑張ってほしいですね。 その週の金曜日21日から令和5年度のばんえい競馬開幕となります。 まだ先かなと思っていてもあっという間に開幕ですね。 待ち遠しいかと思いますが、​ばんえい公式YouTube​で過去の映像を見たり、また、昨年のレースを振り返ったりしながら、おまちいただければと思います。 また、ばんスタではこの楽天競馬中のブログばんブロで​「ばん馬牧場便り」​を配信。明日新しい記事をアップいたしますので、ぜひご覧ください。 その他にもばんスタで新たな動画をアップする予定もあります。 気長に楽しみながら開幕までお待ちいただければと思います。

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