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2023年11月15日
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カテゴリ:坂田 博昭
水曜日の担当は、坂田博昭です。
 
 もう以前のことになってしまいましたが…
 先週の取材メモから。

 先週は、川崎競馬場に出かけました。
 2歳牝馬の重賞・ローレル賞当日でした。
(取材日:11月7日)
 


 大井以外の南関東の競馬場は、概ね月1回の開催。
 秋の川崎は、10月が鎌倉記念、11月がローレル賞(とロジータ記念)
 そして12月は全日本2歳優駿と、2歳の重賞が続きます。
 私の場合自ずと、この季節に取材に出かける機会が多くなっているような気がします。

 メインレースよりも少し早めに出かけたところ…
 秋まで長期欠場していた、この人に行き会うことが出来ました。



 矢野貴之騎手
 この日は8Rのビップレジアスで勝利!!

 右足を指差しながら、こんな風に話しました。
 
「医者からは、骨折としては相当重度のレベルと言われました。いま、プレートが2枚、ボルトが10本入っています。」

 そんなんで、3ヶ月足らずで復帰とは(汗)。
 やっぱり、アスリートの回復力は超人的だ!



 ビップレジアスの口取り写真
 一番左が管理する高月賢一調教師

「『鉄』感がある」

 彼は、そう表現しました。

「日常生活ではそれほどでもないかと思ったのですが、馬に乗ってみると思ったより違和感がありました。これはもう、この感覚と『友達』になっていかないと。ここしばらくで大分馴染んできましたよ。」



​「休んでいる間、レースは見たり見なかったりでしたね。レースを見ていると(自分が乗っていなくて)悔しく思うこともありましたし。(自分は)どうしてもじっとしていられないので(笑)」​

 待ちに待った復帰、ということが窺われる話しぶりでした。
 今日は大井競馬場のマイルグランプリで、復帰後初の重賞勝ち。
 年末に向けて、徐々にピッチも上がっていくのではないでしょうか。
 
 
 メインレースのローレル賞には、ホッカイドウ競馬からアメリアハートが参戦しました。
 


 アメリアハート、当日の馬体重が前走比マイナス18キロでした。
 輸送って、馬、車の中で立ったままで運ばれてきますから。
 おまけに、北海道からの遠征だったら、車ごと船にも乗らなきゃいけない。
 門別から南関東に来て戦う馬たちも、そしてついてくる人々も、1回1回が大仕事と言えるでしょう。



 アメリアハートは、結果2着。
 勝ったミスカッレーラと2頭で、後続は引き離していました。



 残念そうな小野楓馬騎手
 レース後の取材では、レースとしては思い通りに乗れた様子でした。

 管理する小野望調教師

「(輸送で馬体重が)減らない方の馬だな、と思って連れてきても、マイナス18キロ。やっぱり影響はありましたよね。このあとは高月先生に任せます。」

 このレースまででバトンタッチ。
 このまま本州に残って、高月賢一調教師の下でタイトルを窺っていきます。
 
 
 翌11月8日 水曜日
 門別競馬場に出かけました。



 前の週のエーデルワイス賞の日は大変な悪天候だったのですが…
 この日はご覧のように素晴らしい晴天!



 シーズン最終週で、翌日がラストの道営記念当日
 1日前のこの日も、いつもより多めのお客さま方が集まり、このようにコースのすぐ脇でレースを観戦されていました。
 門別のこの距離感って、ほんといい。



 夏頃には4コーナーの出口当たりに落ちていく夕日が、この季節になるとちょうどゴール板の向こうに沈んでいくんですよね。写真としてはド逆光なんですけれども、ちょっと雰囲気のある写真が撮れました。



 前日は川崎で行き会った小野楓馬騎手
 この日は前半で立て続けにチャンスをものにして、3勝の活躍。
 
 シーズンが終わって、勝利数は70勝。リーディング6位
 今季も、目標としている「リーディング5位以内」はかないませんでした。

「5位の壁は厚い」
 
 下は阿部龍騎手の58勝で12もの差をつけているのですが…
 上は石川倭騎手で、94勝。倍の24もの差がついていました。
 
 とは言え、今季は前半、自厩舎に同期の福原杏騎手が短期移籍で来ていて、彼が自厩舎の馬に乗っていたケースもあった中で、小野楓馬騎手の今季の騎乗数は772。門別で自場の競馬に最も多く乗ったのは、小野楓馬騎手でした。
 他厩舎のレスペティーザと、自厩舎のアメリアハートで重賞も2勝。
 
 
 来季は改めて、ベスト5を狙って行きます。
 


 今年最後に見る、門別の夕方の「色」
 秋はグッと冷え込む中で、この色合いの「ほんのり感」がすき。
 
 
 メイン前の10R
 ブリックロードが勝ち、管理する山口竜一調教師が通算200勝を達成しました



 ブリックロードは、3歳の牝馬。今季の門別で「敢闘賞」をあげたい馬。
 シーズン初頭から休まず頑張り続けて、6連勝を含む13戦9勝
 目標としていた重賞・星雲賞こそ敗れましたが、1勝クラスから始まってA級まで出世し、この日も「有終の美」を飾りました。



 山口竜一調教師(馬の左)も、この日は珍しく(笑)口取り写真に参加。
 今季はパッションクライで久しぶりの重賞・サンライズカップ制覇、からのJBC2歳優駿4着と、存在感を示しました。

「パッションクライは気性的に難しい馬で、調教でもわかってて人間に悪さするんです。自分が調教していたんですけれども、指を骨折してしまい、そこから桑村君に調教をお願いしました。桑村君と色々話しながらやってきて、彼の思い通りにやってもらった馬。彼も重賞を勝たせることが出来て、嬉しかったんじゃないかな。」



 サンライズカップのゴール
 鞍上・桑村真明の、このほとばしる情熱を見よ!!

 あのサンライズカップのゴールの時に、桑村騎手が大きな声を上げて喜びの感情をむき出しにしたシーンも、今季最高に印象に残ったシーンのひとつでした。



「良いシーズンだった。でも、こういうことがまた次に続かないといけない。パッションクライのJBCは、馬が悪かったわけでも人が悪かったわけでもなく、純粋に力が足りなかったと思います。来年もこういうチャンスがあるように頑張って行きたいです。」

 私たちも、本当に愉しませてもらいました。
 また来季。面白い馬を送り出して下さい。
 




 夜になりグッと冷え込む中、レースは進んでメインへ
 この日のメインは、1200m戦の道営スプリントでした。



 スティールペガサスが、絶対王者としての強さを見せつけ快勝!
 ウポポイオータムスプリントでの敗戦の雪辱を果たしました。



 大本命の馬を、無事勝利まで導き……
 「ホッとしています」と話した角川秀樹調教師(写真左から2番目)
 
 馬の仕事って、本当に、良いこともうまくいかないことも、あざなえる縄の如し。門別の競馬はシーズンの区切りがあるから、やはり最後にこうして良い方のことが起きて終わりたい。そんな気持ちはみんながなにがしか持っているのでしょう。
 
 


 道営記念は、場立ち予想トークイベントをやらせていただいた場外発売所・Aiba石狩で、お客さま方と一緒に見ていました。
 離れたこの場所で映像で見ていても、そのシーンの時には場内に悲鳴が上がりました。そして、静寂……何が起きたんだと。

 道営記念の所感は、短い尺ですけれども、先週土曜日のグリーンチャンネルの番組「アタック!地方競馬」で話をさせてもらいました。​Youtubeの映像はこちら。
 
 別のレースの話題にして、道営記念をスルーすることも出来ました。
 でも、何だか、レースは終わったのに。シーズンが終わりきっていないような、奇妙な気持ちがずっと胸を塞いでいる感じがして。
 わがままを言って、お願いして話をさせていただきました。

 石川倭騎手は今週土曜日、高知の重賞・土佐秋月賞で、​彼の地の三冠馬ユメノホノオに乗ります。負傷した吉原寛人騎手の代役とはいえ、これは興味深い起用。是非ともご注目ください。
 
 
 来週は、名古屋の話と、あと笠松にも行って来ようと思っています。






最終更新日  2023年11月16日 07時02分23秒
[坂田 博昭] カテゴリの最新記事



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