平成27年度終了
火曜日担当の太田裕士です。 ばんえい競馬平成27年度の開催が昨日で終了いたしました。今年も皆様のご声援誠にありがとうございました。 全26開催152日間(前年比1日減)の発売金額合計は、14,579,315,600円(前年比:110.3%)、帯広競馬場の総入場人員は282,932人(前年度比:101.7%)でした。帯広市単独開催後最高額となった昨年度を上回り、また、本場入場者数は同じく帯広市単独開催後、最高入場人員を記録となったようです。不祥事があった中、このような結果になったこと、皆さんの暖かいご支援があったからこそ開催も滞りなく終了できました。来年度は新生ばんえい競馬になって10年目の節目を迎えます。関係者一丸となってばんえいファンの皆さんに支持して頂けるよう取り組んでいきたいと思っております。関係者はもちろんですが、あらゆる方の協力なしではこれからも歩んではいけません。皆さんと一緒に世界にたった一つしかない「ばんえい競馬」を盛り上げていければと思います。 先週ご紹介できませんでしたが、先週ばんえい記念の翌日に引退馬セレモニーが行われました。 「インフィニティー」 「ホリセンショウ」 「コトブキライアン」 以上3頭の引退馬セレモニーでした。 インフィニティー」の金田調教師は、「最後10コースはつらいものがありましたね」と伺うと、「1コースが多かったが、最後はファンの一番近くの10コースを走ることが出来、最後の雄姿を見せることが出来てよかった」と思いもしない回答でした。勝負だけがすべてではない。競馬という競技があらゆる角度からの見方があるのだとあらためて思った次第です。 最終日のばんえい競馬はいつも通り、メイン競走後日刊リーディング表彰が行われました。 第1位は164勝、8年連続となった「鈴木 恵介」騎手。 第2位は160勝で「藤野 俊一」騎手 第3位139勝「藤本 匠」騎手 第4位は122勝「西 謙一」騎手 第5位「阿部 武臣」騎手でした。 昨年11月現在で、鈴木恵介騎手と藤野俊一騎手は10勝差で藤野騎手がリードしていました。そこから怒涛の追い上げをみせて鈴木恵介騎手が8年連続のリーディングジョッキーに輝きました。今年はリーディング無理かもと思いましたが、さすがの騎乗でした。 しかし鈴木騎手、最終日(最終週)の騎乗は無。日刊リーディングの表彰も欠席となりました。今年も最終日にリーディングジョッキーがいないという由々しき事態です。詳しい事情は分からず、特別な事情があるのかもしれませんが、リーディングジョッキーとして最後にちゃんとファン皆さんに挨拶してほしかったと残念でなりません。どうしてもやむをえない事情があり、当の本人が一番そう思っているかもしれませんが・・・。最終日にいないことが続いてしまったことも偶然かもしれませんが、残念だと思っているのは私だけではないと思います。 今季最終レース前に帯広市長の挨拶 次年度の開幕まで今年は3週間強と少し間隔があります。4月10日(日)に2歳の第1回能力検査を予定しております。その後馬場の砂の入れ替えがあり、開幕は4月22日(金)から、開幕週は4日間連続開催です。平成28年度のばんえい競馬もどうぞよろしくお願い申し上げます。