2013年12月13日

2013年NAR年度代表馬の座を懸けて…

カテゴリ:古谷 剛彦
 金曜日は古谷が担当します。

 月曜日は今年最後の水沢遠征、そして競馬が終わると盛岡に移動して先週に引き続きボーリングと、岩手で楽しく過ごしましたが、今日の北海道帰りは参りました…(T_T)

今日の新千歳空港.jpg

 しんしんと雪が降り続き、新千歳空港の滑走路が1本閉鎖され、12時20分発の飛行機が50遅れでやっと飛行機へ。これは自然のことなので致し方ない面はありましたが、乗って動き出したかと思いきや、搭乗口でのチェックインの人数が合わなかったことで再び搭乗口へ戻るというアクシデントが発生。飛行機から下りることもなく、ずっと機内にいた状態で1時間も過ごし、羽田に着いたのは2時間45分遅れの午後4時45分。東京に着いてやりたかったことができない案件もあり、ほとほと困りましたが、とりあえず悪天候の中、東京に戻ることができたことを喜ばないといけませんね。

 飛行機は違えど、ハッピースプリントの最終追い切りを明日に控えた田中淳師も同じような時刻に羽田に到着したようで、お互いに大変だったものの無事に羽田に着いてホッとしていました。

 そのハッピースプリントは、全日本2歳優駿の最終追い切りが明日、川崎競馬場で行いますが、1週前の追い切りは小向トレセンで8日に行われました。

ハッピースプリント.png
(ハッピースプリント)

 宮崎騎手を背に単走で、4Fから58秒5-43秒8-13秒6を馬なり。川崎に来る直前、門別の坂路で、この時も宮崎騎手が騎乗していましたが、ココロバ(A級)を約1秒追い掛ける形での併せ馬ながら、3F37秒4-24秒4-11秒6と好時計を馬なりで叩き出し、あっさり突き放していきました。

「環境の変化にもすぐ対応し、520キロぐらいで馬体も安定しています。北海道2歳優駿の時以上に状態も良い、と宮崎騎手も話しており、すこぶる順調に来ているのは何よりですね」

と、畑中厩務員は話しています。左回りもスムーズに回っており、最終追い切りを本馬場で行える点からも、JRA勢が相手でも主役の座は譲れないところでしょう。

 そして、今週は何と言っても、朝日杯FSに出走するプレイアンドリアルに注目が集まります。

プレイアンドリアル土曜日.png
(7日、川崎競馬場で追い切られたプレイアンドリアル)

 1週前とはいえ、実質的な最終追い切りと位置づけられた7日は、大勢のマスコミが詰めかけた中での追い切りでしたが、ウインペンタゴンを5Fで0秒3追い掛ける形で道中は進み、残り3Fで馬体を併せ、そこから徐々にペースアップ。するとウインペンタゴンを突き放していき、直線に向く時は独壇場でした。5Fから採った僕の時計は

64秒2-49秒9-37秒0-11秒8

でした。この時は蹄鉄を履いておらず、裸足でマークした時計で、見た目以上に凄みを感じました。

 そして、11日は小向トレセンで単走でしたが、5Fから65秒9-51秒5-38秒1-12秒0を馬なりでマークしています。

プレイアンドリアル水曜日.png
(11日、追い切りに向かう前のプレイアンドリアル)

 両日とも町田騎手が騎乗して追い切られましたが、

「2歳馬離れした馬で、パワーとスピードは凄いものを感じました。最終追い切りも、そんなに時計を出していないつもりでも、思っていた以上に時計は出たように状態も良いと思います」

と、町田騎手も絶賛していました。

 朝日杯FSは、99年レジェンドハンター(2着)、00年ネイティヴハート(3着)が馬券圏内に健闘しており、地方馬が活躍する数少ないG1です。10年振りに地方馬が参戦する朝日杯FSで、JRAの芝G1における地方馬初制覇の期待が懸かります。

 今年はこれまで、地方馬はJpn2以上の勝ち鞍が1頭もいません。よって、プレイアンドリアルとハッピースプリントの挑戦は、今年のNAR年度代表馬が懸かっていると言っても過言ではありません。いずれも勝利を収めれば、プレイアンドリアルは最優秀ターフ馬に、そしてハッピースプリントは2歳最優秀牡馬に輝くことは間違いないでしょう。その中で年度代表馬を競い合う、という図式を見たいですね。

 明日はグリーンチャンネル「KEIBAコンシェルジュ」が担当日で、18日の全日本2歳優駿当日は「グリーンチャンネル地方競馬中継」の解説を担当します。この日はゲストに、ナイツの土屋伸之さんも出演されます。ご視聴頂ける方はぜひ、ご覧頂けたらと思います。





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最終更新日  2013年12月13日 22時26分11秒
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