2019年05月16日

令和元年の盛岡競馬スタート!

カテゴリ:横川典視
木曜担当のよこてんです。

 約半年ぶりの盛岡競馬、5月12日の日曜日からスタートしました。昨年の11月5日以来。でも自分は最終日は行ってないので4日以来。いつもこういうタイミングの時に書いていますが盛岡に住んでいる自分にとっては盛岡開催になってらくちん。なのであります。

 今年は例年と開催日割が少し変わっていて、ここから先の約半年はほとんどが盛岡開催になっております(11月18日まで盛岡開催11回のべ66日に対し水沢開催は3回18日)。11月が来る頃にはらくちんさに身も心も染まっていることでしょう。しょうがないもん。移動時間が全然違うもん・・・。


★12日は雲ひとつない快晴。岩手山も綺麗に見えておりました


★開門のお出迎えに待機する騎手たち


★恒例のチャグチャグ馬コも人気を集めていました


★チャグチャグ馬コと岩手山


★令和元年の盛岡競馬、最初のレースを制したのはグレートシングス・木村暁騎手

 やや波が過ぎた感がある「令和最初」ネタですが、OROパーク盛岡競馬場は平成に入ってから建設された競馬場ですので違う“時代”に入るのは初めてです。
 門別競馬場も競馬場になったのは平成ですが施設自体は昭和の頃からありましたから、OROパークは日本で唯一の「昭和」を知らない競馬場と言っていい・・・のではないか。
 名古屋競馬場が弥富に移転しても弥富トレセンはそれこそ門別競馬場の前身・門別トレセンよりも古いですしね。令和時代の、新規の立地の競馬場って今後作られる事があるのだろうか・・・。



 開幕日には今年も『南関東ジョッキーズフレンドリーマッチ』が行われました。山中悠希騎手が直前で負傷欠場となってしまい、替わって岩手の菅原辰徳騎手が出場する事になって結果的に南関ジョッキー7名・岩手ジョッキー7名のイーブンに。結果も、第1戦を岩手・村上忍騎手が勝ち第2戦は浦和・高橋哲也騎手が勝ち、と勝ち星を分けあった形になりました。


★第1戦は村上忍騎手が優勝


★第2戦は岩手県出身の浦和・高橋哲也騎手が“地元凱旋V”

 Facebook等でもちらっと触れたように高橋哲也騎手は岩手県・花泉町(現在は一関市花泉町)出身。今回が初めての“地元”での騎乗となりました。それで見事に第2戦でV。「初めて来て勝てて良かった」と嬉しそうな表情を見せておられました。


★高橋哲也騎手

 高橋哲也騎手は1999年のデビュー。という事で一期後輩になる大坪慎騎手(2000年デビュー)に競馬学校時代の高橋哲也騎手のことを覚えていないかと尋ねてみたところ「あまり騒いだりしているところを見た事がない、静かな方だった記憶」との事。自分が少しお話しした今回もそんな感じだったから、まあなんというか、昔から“岩手の人らしい”方だったんでしょうなあ。
 表彰式では「自分がいる埼玉にも来て下さい」と言われていた高橋哲也騎手ですが、ご自身もいずれまた岩手に騎乗しに来てほしいものです。

 盛岡競馬開幕に伴って芝のシーズンもスタート。開幕日には早速、南関ジョッキーズFM第2戦が芝で行われた他、芝の準重賞「はまなす賞」も行われました。


★はまなす賞。サンエイフラワーの追撃を振り切るマツリダレーベン

 そのはまなす賞はマツリダレーベンが優勝し2着がサンエイフラワー、3着にはマリーグレイスが入っています。
 勝ったマツリダレーベンは昨年の2歳芝重賞・ジュニアグランプリ2着馬。3着マリーグレイスも2歳の芝重賞・若鮎賞の勝馬でサンエイフラワーはその2着馬。終わってみればやはりというか、盛岡の芝経験&芝実績のある馬が上位を占めた形でした。
 それは、単勝1番人気だったものの今回が初芝だったボルドープラージュが7着に終わった事と対照的な結果にもなりました。
 1着から6着までが芝で走った経験がある馬で3着までは重賞級の芝戦で勝ち負けした経験がある馬。一方7着以下はいずれも初芝だった馬。結果的に芝経験の有無ではっきり分かれましたよね。

 盛岡の芝コースは洋芝で、そして今年は例年よりも芝丈が長めの状態でシーズンインしました。
 例年芝コースの使い出しの頃は生長重視で芝丈が長めの事が多く、軽い切れ味タイプの差し馬は苦戦する傾向があったりするのですが、今年はそんな例年よりも長めだったように見えました。


★触ってみて「長っ」と思うくらい丈が長めだった

 芝の長さがそんなに影響するの?と思われるかもしれませんが、乗っている騎手の感覚だと5mmも違えば大違いだそうです。
 なので今回の芝は、例年以上に“芝の適性”だけに留まらず“盛岡の芝の適性”が大きく影響したように思います。

 そして13日にはJRA条件交流の『フレンドリーカップアンタレス賞』が行われ、JRAのフレスコパストが優勝。


★フレンドリーカップアンタレス賞/優勝フレスコパスト号

 盛岡ではいつもやってるよね、というJRA条件交流戦ですが、触れたのには訳が。今回はこの条件交流戦に小さくない意味があったのです。
 昨年の禁止薬物陽性馬続発の影響により岩手からのJRA遠征が事実上不可能になっていた事はご存じの方も多いかと思います。同時に、JRA側からの岩手での交流戦出走も制限がかかっていました。今シーズンここまでの開催でもしまた禁止薬物陽性馬が発生したら、今年の条件交流戦はおろかグレードレースすら開催が不可能になっていた可能性がありました。
 ここまで無事に来た事でJRA条件交流戦が実施でき、とりあえず一歩前進。もうあと1ヶ月もすればマーキュリーカップの出走予定馬の話をし始める頃ですし、そのあとは南部杯まであっという間。このあとも何事もなく進まねばなりません。

 さてそして新人・塚本騎手。盛岡開催に替わってからまだ勝ち星にこそ届いてないものの9戦して掲示板6回、直線まで上位を守るシーンが増えてきました。





 昨年の岩本騎手などもそうでしたけども、新人騎手にとっては小回りでテクニックを要求される水沢よりは大回りでコースが広い盛岡の方が乗りやすいのか、盛岡で初勝利を挙げる例が珍しくありません。塚本騎手もそのようです。これで雨でも降って馬場が軽くなればチャンス拡大では。競馬の日はお天気がいい方がいいんですけど、雨ふらないかなあ。





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最終更新日  2019年05月17日 04時27分28秒
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