夏でもセーター

最近、彼女との何気ない日々の生活のちょっとした会話まで思い出す。

つまらない冗談だったり、ケンカした事だったり。

今まで、思い出さなかった事まで、鮮明に思い出す。

その時、感じたぬくもりだったり、感触だったり。

いつも一緒だった。

朝、日が昇り、昼になり、西の空に日が沈み、夜になる。

この当たり前の時間を、二人で共有出来ない事が信じられない。

今でも信じられない。

俺はバカだ。

後悔しかしてない。

毎朝、嫌な夢でうなされて目が覚める。

この二週間、毎日だ。

吐きそうなほど、胸がムカつく。

何度夜が明けても、嫌な夢は続いている。

絶望を感じながら布団から出て安定剤を飲み、仕事に行く。

どれだけ苦しめば、許されるのだろう。

いつまで、この痛みが続くのだろう。



…なんて事を、病んでると考えてしまうね。

頑張るしか、道はないのに。