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カテゴリ:飲んだワイン
カフェ・ジャマイカ第69回美味しいワインの週末 2004.10.08
にろやのデイリーワイン検証編 泡と白検証 2002リンデマン・BIN25・ブリュット 5月のS社インデント試飲会で気に入ったワイン。1300円を切っての豪州の泡は酸味もきいて綺麗な泡、イースト、トーストよく出来て、5月の印象が間違ってなくて安心。 2003アッシュ・ツリー・エステート・シャルドネ・マカベオ/フレシネ これも5月のインデントもの。選んだ責任が。かつて店にあった同じフレシネの作るメデラーノを髣髴とさせる。しかし、炭酸は残らず、残糖はもう少し抑え目、穏やかな酸。するりと喉を通して、旨みをふうわりと余韻に残す。食事にグラスで出ると、何も考えず食事と会話をすすめてくれそうなワイン。1000円台のところも毎日のデイリーワインにピッタリ。 スペイン新着比較 2000ブラソン・サン・ホアン/ボデガ・ヘルマニョス・サン・ホアン・ロペス やはり、5月のインデント。最初の上立ち香は、すこし馬小屋系の臭みをかんじて?ピンチ!しかし、飲むとその印象は感じず、2000年熟成感ゆえにと。きりちりとした感じの良いタンニン。やはり1000円ちょいとしては、非常によく出来ており。インデント時の間違いがここまでなくて、とても安心。 2003ペセタ・ロブレ 去年くらいまで日本国内(当店も含む)でも大ブレイクしたスペイン・フミーリャのカーサ・デラ・エルミータ。アリカンテにて、別ブランドを立ち上げてスタートしたのがペセタ。その繋がりを感じる、葡萄の甘さをたっぷりと味あわせてくれる果実味のつくり。柔らかでゆったりしたタンニン。シラーズとは違うテンプラニーリョ系のタバコの香りがなければ、オーストラリア?と思いそう。でも間違いなく1000円ちょいとしては、コストパーフォマンスには優れるでしょう。 フランス新着比較 2002キュベ・アリス/シャトー・オリュー・ロマニス M社インデントもの。僕単独セレクトではない。コルビエールらしい、焦げたようなタンニンや果実味ののり。スパイシーな味わい。炭火でバーベキューするときに。しっかりタンニンだがそういう時は冷やして持って行きたい感じ。ポップな外観がかわいい。南の国のアリス。 2001シャトー・スーヴェニール 土産に持っていくならと選んだ気がする、このボルドーはM社のインデントもの。ボルドーらしい土ごぼうやピーマンの上立ち香。このクラスの最近のボルドーらしい、つるりとしたタンニンとミルキーな味わい。1,400円ちょい。ボルドー好きにはどうぞとお薦めできる。でも、個人的にはスペインの2種をセレクトするなー。でも、嫁さんはこっち選ぶんで、難しい(笑)。 おまけに開いた、お持込みラツゥール1984には、びっくり。 2週ほど前に当店に預けて頂いて、店で確認したときに、綺麗にビンの底、エチケットと逆さ側にぴっちりと固まっていた滓。高い液面。コンディションの良さは確認してました。 しかし、抜栓してコルクの裏を嗅いだ時から抜群の香り!デキャンタでは、99%くらいワインとして使えた感じ。グラスに注いでから、だれない香り。しばらく香りの変化がなかったのは一度閉じたため?BVでもラツゥールはラツゥール。そして、20年を経てボルドーが女王になるというのを久々に感じさせてくれるワインでした。多謝>I様 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.10.10 15:20:54
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