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moo-moo-ふぁみりぃ★

moo-moo-ふぁみりぃ★

NICUにて(2004.11.17~)

NICU(新生児集中治療室)では看護師さんと両親の間で育児日記による情報交換をします。ここではいろりんの病状と育児日記でのコメントを抜粋して載せていきます。※病状については、資料がない部分は記憶にたよっているため間違いの可能性もあることをご了承ください。

~生後1週目のいろりん~
★腹部膨満のため呼吸が不十分→人工呼吸器挿管
★骨髄増殖性疾患(血液中の白血球の異常増殖)→交換輸血、プレドニン、少量の抗がん剤
★播種性血管内凝固症候群(血を作れず、血がとまりにくい)→交換輸血、新鮮凍結血漿、濃厚血小板、フサン、アンスロビン、フラグミン
★肝不全→血液凝固系、黄疸の改善が認められず。経過観察中。
★骨髄繊維化(硬くなっている)

<11月17日(水)>
ようこそ、いろりん♪待ってたよ。お医者さんや周りの方のおかげで無事に生まれてこれてよかったね。お父さんもお母さんもいろりんが動いている姿を見れて幸せです。今、大変な思いをしているいろりんに何もしてあげられないお父さんとお母さんだけど、いつもいろりんを応援して、守っていくからね!!大好きだよ、いろりん。  (ぷんぷんおか~しゃん)

※ いろりん誕生後、NICUの先生に言われたこと・・・「あの先生じゃなきゃ気づけなかった。他の病院に行っていたら異常に気づかず、陣痛を待っている間にお腹の中で弱って・・・生きて生まれなかったかもしれない。」と。あの先生・・・とは、はじめにかかっていた産婦人科の先生のこと。ぷんぷんは「食事がおいしくてベッドがホテルみたい」とウワサを聞いて、ゴハン目当てで市内で一番人気の産婦人科を選んだ。それがたまたま大学病院出の超音波のスペシャリストの先生の病院だった。超音波の上手な先生だったから、いろりんの肝臓の異常に早く気づけたのだそうだ。最初の病院選びがいかに重要か・・・そのとき初めて知った。他のホームページでも、みなさん言っていたとおり、病院選びは大事です!誰でも普通の出産をイメージしてるけど、思いがけずトラブルが起きるものなので・・・人気のあるところを選んで間違いないのかも。赤ちゃんの命が大事ですもんね。


<11月18日(木)>
お母さんは今日が初めての面会でしたね。お母さんがいらっしゃったときはあまり動かず・・・でしたが、いろちゃんは泣いたり、時々顔を自分でかえたりします。いろちゃんのこと、いっぱい話しかけて、なでてあげて、励ましてあげてくださいね。とてもがんばっています。私たちもいろちゃんが元気になるように、できるかぎりサポートさせていただきたいと思っています。お父さん・お母さんも、いろちゃんのことで気づいたことや私たちに何か伝えたいことがありましたらぜひ書いてください。体調がまだ万全ではないと思います。体と相談しながらいろちゃんに会いにきてください。お待ちしています。   (いろりんの担当看護師 Tさん)

<11月19日(金)>
これからお世話になります。いろりんをよろしくお願いします。今日は午前中の面会で、生まれたとき以来のいろりんの泣き声を聞くことができました。なかなか思うように泣けず(人工呼吸器をつけているため)、苦しそうでかわいそうなのに、いろりんの1つ1つの動きが生きている証のようでうれしく思えてなりません。

あ、目を開けたところをデジカメで撮っていただいたそうでありがとうございます。主人に聞いたところ、私の赤ちゃんのときの目にそっくりだとか。いつか生で見てみたいね♪と夫婦で楽しみにしているところです。

出産直後は万が一のことを考えてしまい、いろりんを好きになればなるほど(亡くなった)後の不安・悲しみが増大することがこわくて、自分を(いろりんを愛しく思う自分の気持ちを)おさえようとしていた気がします。でもいろりんに会えば会うほど、その全てがかわいくて、愛情をコントロールするなんて無理なんだと実感しました。いろりんへの愛をストレートに表現しているお父さんを見習わないと☆その分増える心配で胸が押しつぶされそうになる辛さも2人で乗り越えたいと思います。まだまだ未熟な親ですが、いろりん共々よろしくお願いします。 (ぷんぷん)

★この日に大量の消化管出血(胃からと思われる)。→少しでも血が止まりやすくするため交換輸血継続、濃厚赤血球、新鮮凍結血漿、濃厚血小板血漿を輸血。交換輸血をしてもしても白血球は次から次へと増えるばかり。いたちごっこの状態だった。どうか一過性のものでありますように・・・。このままなんとかもってほしい・・・。と願っていました。
★針を刺して骨髄をとることを試みたが、骨髄繊維化(骨髄が硬くなってしまっている)のため不能。リスクを冒してまで生検するメリットなしと判断。・・・肝臓だけでなく骨髄まで硬くなり機能しない状態とわかる。大人と違って、赤ちゃんには再生能力があるのでそこに期待するしかありませんでした。


<11月20日(土)>
今日のいろりんはとても元気で手足をバタバタしていました。あくびも何回もしていたね。元気ないろりんを見て、こっちも元気になりました。でも1つお願いがあるとすれば・・・いろりんが目を開けた姿と、泣いている声が聞きたいです。お母さんの泣いている姿はたくさん見ているのに・・・。いろりんはとてもがんばっているよ。お父さん、お母さんも応援しているからね!!  (おと~しゃん)


いろりんに初めて指をしゃぶってもらい感激です!お母さんの母乳が初めて出た日のことでなおさら・・・。この指を洗うのがもったいなーい☆と思うくらいうれしい瞬間でした。

今日はいっぱい動いていてうれしい反面、このまま動いていてほしいな・・・なんて考え出すと心配な気持ちがあふれ出して、ついウルウル(;;)パンパンになっているお腹を見て、お父さんと不安になりました。(※この頃はまだオシッコも出せず、お腹の皮がはりさけそうなくらい張っていました。)

「温かいいろりんを抱っこしてみたい」これが今の2人の願いです。お父さんはさらに「高い高い」をしたいみたい。いろりんも喜ぶだろうな・・・。つい弱虫になってしまうこともありますが、今いろりんと一緒にいれる時間を大切にしたいなと2人で思っています。NICUのみなさんにできる限りのことをしていただいている今、私たちも(先の心配ばかりでなく)自分たちにできることを探していきたいと思います。「こうするといいみたい」など、いろりんと接するうえで、私たちにできそうなことがあったら教えてもらえるとありがたいです。 (ぷんぷん)

2006-01-22 23:35:17 2006-01-23 01:06:20

<11月20日(土)>
ノートの表紙とってもかわいくて、「さすが養護学校の先生!!」って思いました。そして、ノートもたくさん書いてくださっていて、お父さん・お母さんの思いがとても伝わってきました。
いろちゃんもとても頑張っていますが、お父さん・お母さんもとても不安で悲しくてせつない気持ちの中、いろちゃんに何がしてあげられるだろう・・・と懸命に考えていらっしゃること、面会にいらっしゃるお母さんを見ていると伝わってきます。「がんばりたい」という気持ちだけでなく、お2人で抱えきれなくなってしまったときはいつでも話していただけだらと思います。

今日は夕方~いろちゃんの受け持ちをさせていただきました。が、パパの希望叶わず・・・目は開けませんでした。でも点滴をしている両手をバタバタと動かし、時々泣いていましたよ。すぐ泣き止むことが多かったのでおしゃぶりは使いませんでしたが、お母さんの指をいろちゃんがしゃぶったそうですね。(「洗うのがもったいない」なんていろちゃん愛されてるぅ~!!)いろちゃんは呼吸を助けるために人工呼吸器の管が口に入っているので、泣いても声は聞こえないので、今のところパパのもう1つの願いは残念ながらかないませんが、体全体そして表情で、泣き声以上に思いを伝えているようです。

いろちゃんにたくさん話しかけて、なでてあげることでママとパパの思いが伝わっていると思います。また面会にいらしたら、そうやっていろちゃんにたくさん触れてほしいと思います。(※いろりんは保育器の中にいますが、小さな窓から手だけいれることはできます)

それと、よかったらいろちゃんの保育器に写真を貼ってあげたりもできます。あとお母さんのにおいのついたタオル、いろちゃんに使いたいものがあったら持ってきていただいてもかまいません。相談してください。タオルは汚してしまうかもしれませんが、それでもよければぜひ。お母さんのにおい、お家のにおいはとても落ち着くと思いますよ。 (担当のTさん)


<11月21日(日)>
初めてノートを書かせていただいてます。毎日の治療をとってもがんばっているいろちゃん。本当にすごい!!そしてとても良い名前をつけてもらったね!呼びやすいし、かわいい♪パパ・ママにいっぱい呼んで、お話してもらおうね。  (担当じゃないTさん)


<11月22日(月)>
昨晩はとても幸せな気分で熟睡できました。その理由はのちほど・・・♪夕方の面会では、手足を動かして実家の母と兄を迎えてくれたいろりん。(両親、祖父母までの面会制限の中、兄を通してもらってありがとうございました。)実家の父は弱虫クンになっちゃったみたいで今回は来ませんでした。きっといろりんのことが心配でたまらないんだろうね。「この次はオレもいく!」と言っていたみたいだから、いろりんも待っててね。

そして、お父さんとお母さんの感激の夜が・・・!いろりんが両目を開けてお父さんとしっかり目を合わせたんです♪「いろりんと今、目が合ってる~!!」と興奮しながらお父さんはちゃんと写真撮って今日現像に☆(すばやいなあ。)写真が楽しみでワクワクしていたよ♪ただ・・・昨晩しきりに口を開け、一瞬泣きそうになりながら何かを要求していたいろりん。それなのに、その動きに喜んだり、「血で気持ち悪いのかな?」と思いつつも判断に自信が持てなくてオロオロするだけの私たち。後で病室に戻ってから、夜中にデジカメ見ていたら、はじめは(いろりんの口もとの)白かったガーゼが血でいっぱいになっていたことに気づき反省しました。(※鼻から胃に通した管から血が逆流して出たもの。胃からたくさん出血していても、いろりんの体は血が止まりにくく・・・血小板を輸血してなんとか血が自然に止まるのを待っていました。)体動の少ないいろりんだからこそ、いろんな表情見せてくれるとつい喜んでしまいがちだけど、苦しさにも気づけるようにならなくちゃ。こういう失敗を繰り返しながら、1つずついろりんの要求、思いがわかる親になっていきたいなと思います。お父さん、お母さんの呼びかけに手足を精一杯動かしたり、見たりして応えてくれるいろりんに私たちも応えられたらな・・・。今朝、私が1人で面会したときも、なでるたびに「誰?」と目を開けて見ていました♪そういう幸せな気持ちでコミュニケーションしているときでさえ、「でも危険な状態なんです」と言うお医者さんは無神経だなあと思ってしまいました☆先の(今の?)心配はもう充分承知のうえで、でもいろりんの前では明るく今を楽しみたいのに、何度も何度も先の心配ばかり繰り返し言われてはへこむ一方でつらいです。

私はもうじき退院です。そしたらいろりんに会う時間が少なくなってしまうけど、お父さんと2人でより一層楽しい刺激をいろりんに与えてあげたいなと思います。NICUの中でいつもうるさくしていることを気にしつついろりん第一ですみません。(※集中治療室なのでアラーム音が鳴る以外は静かです。)あんまりうるさいときは注意してやってくださいね☆ (ぷんぷん)

ここから父の出番です。昨日のいろりんは、お父さん・お母さんがなでたり話しかけたりするたびにジタバタしてました。表面上のいろりんを見ていると、生まれたときよりず~っと元気に見えます。でも実際はちがうんですよね。シクシクです。でも、お父さんの願いごとの1つは実現しました。目をぱっちり開けたんですよ。う~ん。あんまり文章を書くのが得意ではないので、このへんで・・・。いろりん、毎日来るからな~!! (おと~しゃん)

<11月23日(火)>
今日は4回彩葉の面会に行きました。毎回目を開けてくれてうれしかったです。今までの薄目でなく、大きく(?)開いた目。それも開けている時間も長くて・・・今までは2,3秒しか開けていられず写真を撮るのが大変でしたが、今日は動画まで撮ってしまいました♪(30秒間ずっと目を開けてきょろきょろしていました。いろりん、すご~い♪)

また目を開けたとき「写真撮るよ~」パシャ☆「ま、まぶし~☆☆☆」と初めてのフラッシュに目をつぶったいろりん。「あ!ごめん。フラッシュたいちゃった。次は大丈夫だからね!」パシャ☆(またフラッシュ…)「いや~ん☆☆☆」とまた目をつぶらせてしまい、それからいろりんは何度謝ってもしばらく目を開けてくれませんでした。「もう、おか~しゃんはドジなんだからあ。」とすでにバレてしまったみたいです f(・・;)

それでも私が病室へ戻ろうとすると「ちらっ」と目を開けてこっちを見るいろりんに、ついつい帰れず・・・「夜はお父さんとおばあちゃんが来るからね!大きな目開けてね!!」となだめて。ドキドキして待った夜。私がなでるといろりんはちゃんと目を開けて見てくれ、みんな感動♪おばあちゃんは「たった一週間でこんなに赤ちゃんらしくなって・・・」とうれし涙を流していました。「元気になってきたの?」とも言っていました。これは、いろりんが病気と闘いながら成長している証なんですよね(;;)保育器の中のいろりんに動物の鳴き声の出る絵本でいっぱい牛やネコ、イヌの鳴き声を聞かせました。お腹の中で毎日聞いていたから・・・。(※本当は安静が大事なので静かに過ごさせてあげなければいけませんでした。)

昨日、先生に「あんまり動いてほしくないんですよね。すぐ心拍上がってしまって・・・」と言われ、私も主人もいろりんと接する際、ためらってしまいました。てもお医者さんの役割と私たち家族の役割は違うから・・・私たちが声をかけたり、なでることで、いろりんが応えようと動いてしまい、体の面ではマイナスでも、心の面ではプラスになるのかな、元気の素になるなら普通に接していいのかな・・・なんて、親のエゴかもしれませんが思っています。そういうバランスというか判断(?)・・・うまく言えないけど難しいですね★「こういう状態にいろりんがなったら、ほどほどに」というバロメーターがあると安心して接しられるので教えてください。

今日お父さんが「いろりん、早く帰ってこないと・・・いろりんのベッドがお父さんのベンチになっちゃうぞ!」と言ったら、いろりんが急に目を開けて、しかも怒ったような目をしていたのがおかしかったです(笑)いつも長くてすみません。日々成長が見られるのがうれしくて、ついつい(^。^)こんな日々が続いてほしい・・・と願わずにいられません。では、お父さんにバトンタッチします。   (ぷんぷん)

はい、バトンタッチされた父です。たしかに昨晩のいろりんの目の開き具合といったら、たまらなかったです(^。^)しかし、その瞬間が訪れたのは・・・お母さんがなでた時でした。僕がなでた時は目を閉じたままだったのに(++)まあ、お父さんの指のほうが若くて気持ちよかったのだと勝手
に思い込んでますけど。お母さんは今日退院です。早くいろりんも退院できるといいな。帰ってきたら、嫌というほどお父さんのイビキを聞かせてあげるからね。  父でした。 

(※おと~しゃんは、睡眠時無呼吸症候群の疑い大・・・イビキも超うるさいです(><) )

この頃はいろりんの様子も元気そうで、面会に行った私たちも「何となく明日までは生きててくれる」気がして、心配な中にも少し楽しく面会に通っていました。・・・でも、「~でここが悪い状態。普通ならこんな治療方法があるが、いろちゃんの体では~の理由で治療ができない。」という、悪いところはどんどん見つかるが治療はできない体だと、毎晩お医者さんからはつらい説明がありました(::)せめて、血が作れて、血が止まりやすい体だったら・・・肝硬変の手術だけでもできたのになあ・・・。NICUに飾られたクリスマスツリーを面会にきた他の家族は「きれいだね~♪」と見ていたけれど、私たち夫婦はそれを見るたび「いろりんはクリスマスまで生きているのだろうか・・・」と泣きたくなる毎日でした。


<11月24日(水)>  いろはお七夜
数日ぶりにいろちゃんを受け持ちさせていただきました。

実は私もこ~んなにいろちゃんが目を開けてくれるのを見たの初めて!!です。いろちゃんは22日にお父さん・お母さんの声かけやなでなでに、とっても反応していたようですね。その様子を見て、先生が「あんまり動いてほしくない」と言ったんでしょうか。

「バロメーター」は難しくはありますが、今の状態だとやはり安静にしていえることが大切です。でも、いろちゃんにとってパパとママの愛情が「心の元気」につながりますよね。・・・あまり心臓がドキドキとなったり、出血量が増えたり、呼吸が乱れたり、血圧が上がったりするようだと「ほどほどに」した方がよいと思います。そのへんのことは面会のときに私たちも気にして見てますので、ほどほどに・・・と思ったら声をかけるようにしますので、よろしくお願いします。
リップクリームはぜひ持ってきてください。使わせていただきたいです。
 (担当のTさん) 

※いろりん用に準備していたママ&キッズのリップクリームです。今も愛用中♪(唇だけじゃなく乳首のケアにも使えます!赤ちゃんがなめても大丈夫な仕様になってます。)

※おしっこが出始めて、パンパンだったお腹が少し楽そうになりました。



<11月25日(木)>
いろりんが生まれて2度目の木曜日。お父さんは朝からいろりんの写真整理におわれていました☆(※今日にもどうなるかわからない毎日だったので、一瞬一瞬が大事で写真が山のようにありました。4ヶ月の一生だけど、アルバムも大きいのが3冊あります。)いろりんの目がぱっちり開いた写真を携帯の待ちうけ画面にしちゃいました♪その写真をメールであちこち送ったら・・・「ママ似だね」の声が多く、お父さんはすねてしまいました。でもいろりんは黒目が大きいから、きっともっと目が大きくなってお父さんに似るんじゃないかなあ・・・と、ひそかにお母さんは思っているんだけど???

今日から1回しかいろりんに会いにいけません。さびしいけど、お父さんと「今頃いろりんは・・・?」と勝手に想像して、いろりんに会える夜が来るのを楽しみにしています。ただ、困っているのは、お母さんがはけるズボン(スカートも)がないこと☆いろりんに会いにいくのにジャージじゃ・・・ねえと悩んでいます(**)結局マタニティかも~☆☆☆

昨日は初めていろりんの手形とれて、うれしかったです♪おばあちゃんも大おばあちゃんも喜んでいました。Tさんの協力なしではあの手形はとれませんでした。ありがとうございました!面談までしてもらって・・・私たちもいろりんに元気を与えることばかりでなく、いろりんの状態に合わせた接し方をしていきたいなと思います。いろいろアドバイスもらってよかったです。  (ぷんぷん)


ここからはお父さんの出番です。たしかにいろりんはお母さん似のような気がします。少し(?)くやしいですけど、いろりんが皆に「かわいい」と思われているんであれば、正直父としてはうれしい限りです。ちなみに今晩の食事は僕とお母さんといろりん(の写真)で食べました。もちろん、いろりんに話しかけながら。これから本物のいろりんに会いにいきます。 (おと~しゃん)

※この日初めて母乳をいろりんの体に入れる(鼻から胃に通した管を経由して)話がお医者さんからありました♪その日の命の保証もなく、母乳を飲めるかどうかもわからない状態で、正直ぷんぷんは搾乳することを迷っていました。いろりんが飲めるかわからないのに、産後たくさん搾乳して、もしいろりんに万が一のことがあったら・・・いろりんがいないのに母乳だけたくさん出たら・・・と考えるとあまりにつらかったからです。でも、この日お医者さんから「胃の出血も少し落ち着いてきたみたいなので、少しずつ母乳栄養を始めてみたいと思います。いろちゃんにとってもお母さんのおっぱいは、とても重要な栄養ですから。」と言われ、「がんばろう、いっぱい搾ろう!!」と思うことができました。依然厳しい状態に変わりはなかったのですが、いろりんに何もできないと思っていた自分にも母としてできることがある、自分にしかできないことがある・・・とわかって、とてもうれしかったのです。  


<11月25日(木)>
夕方からいろちゃんを受け持たせていただきました。昨夜とは違って、よく目を開けたり、左手を動かしたりと、ちょっぴり活気も出てきたようです。お肌の色もほんのりピンクになりましたね。顔をよく動かすので、呼吸器の管が抜けたりしないよう、呼吸器の回路(白と青の管)の位置を工夫してもらったようです。18時に見たら、ぱっちりと目を開けていたので使い捨てカメラで写真を撮りました。(※NICUにいろりん用の使い捨てカメラを置かせてもらってあります。親がいないときの表情を看護師さんが撮ってくれました。)お母さんも前に書いてくださっていましたが、フラッシュはやっぱり嫌みたいで、目を閉じて泣き顔になっちゃいました・・・。本当はもう1枚撮っておこうと思ったのですが、やはり刺激が強いのはかわいそうだなと思ってやめました。(※病状からいって、いろりんに光や音の強い刺激は禁止されていました。なので、基本的にフラッシュなしを心がけていたのですが、うっかり・・・☆が多かったです。)確かに自分が具合悪いときにあれやこれやと刺激の強いことされたら気分悪いですよね・・・。優しく声をかけてもらったり、なでてもらうのはうれしいけれど。そういえば、いろちゃんはオムツ交換したときなど時々泣き顔になったりしますが、その後、体をトントンとしてあげると段々といい顔になることもあります。といってもそういつも泣いていないので安心してくださいね。何もしなければ、いいお顔で過ごしていますよ。1人で「(保育器の)外に誰がいるんだ?」という表情でキョロキョロしてることもありましたよ、今日は! (Sさん)


<11月27日(土)>
昨日いろりんに会ったのは14時ごろ。いつもは夜に会っていたから、いろりんはビックリしなかったかな?いつもは交換輸血をしている時間帯だったのにねえ。「いろりん、また明日ね」と帰ろうとしたら、看護師さんが「オムツ換えますか?」と。それまで、寝ているのか起きているのかわからなかったいろりんでしたが、オムツを換えようとオシリを上げると「何事じゃ!?」と言わんばかりに、パッチリ目を開くではありませんか。まだまだ言葉には表せませんが、いろりんも体を触られたりすると全身で感じ取っているんだなあ。今日もオムツ交換させてもらえないかな。あっ、お父さんばかりじゃなく、お母さんにもさせてあげないとだね。 (おと~しゃん)

<11月27日(土)>
昨日もうれしいことが・・・♪初めてのオムツ換えとリップクリームぬり♪娘のアソコを見るのも初めてでドキドキしました(><)お父さんの手であんまり見えなかったけど、想像と微妙に違ったような・・・?私が生まれたときは性器も不完全で、保育器の中で完成したとか!?(2ヶ月早く生まれたので)「そんなあんたからちゃんと生まれたんだから、いろりんも大丈夫!元気になるわよ。」なんて実家の母は訳のわからない自信を持っているみたいです☆この次は私もオムツ換えに挑戦して、いろりんをスッキリ気持ちよくさせてあげたいなあ♪お父さんがオムツを換えた瞬間、「ん?いつもと違う・・・!?」と、いろりんが足の方を見ようとしていたのがおかしかったです(^。^)人のちがい、それも初めてするときのぎこちなさがわかるんでしょうネ。オムツを受け取ったときの重さが「こんなにオシッコが出たんだなあ」とうれしかったです!

リップを塗るときは・・・唇の白い部分が汚れなのか、皮なのかわからず、おそるおそるふいて・・・結局白い部分はとれないまま、上から塗ってしまいました。唇が光っているのを見て満足♪「ますますかわいくなったな」なんて思ってしまいました。(親ばか・・・☆)

日に日に顔が変わっていくいろりん。寝顔を見ても、少しずつ楽になっているように見えて、お父さんとお母さんの緊張も少しほぐれつつあります。臨月に入ってから「いついろりんが生まれてもいいように・・・」と夜のビールを我慢していたお父さん。いろりんが生まれてからも「いつ病院から連絡が来ても行けるように・・・」と我慢の日々☆昨日ようやく「いろりんが生まれたお祝いしなくちゃ♪」と理由をつけて、久しぶりに(うれしそうに)ビールを飲んで、いろりん(の写真)に話しかけていました(笑)そのかわり、今日はお昼寝グーグーzzzいろりんの顔に安心して、たまっていた疲れがどっと出たんだろうなあ・・・でもお母さんはちょっぴりプンプンです☆


<11月28日(日)>
今日は出産予定日でした。・・・でも11日早くいろりんに会えて得した気分です。今日のいろりんはどうしているのかなあ。夜、面会に行くのが楽しみです♪

昨晩のいろりんは左手を自由にしてもらったとたん、バタバタ暴れて☆自分の娘なのに触りなれていなくて、どうおさえてあげればいいかわからず、オロオロ(☆。☆)こんなに小さいのにこれじゃ、思春期になって暴れたらどうしよう!なんて余計な心配までしてしまいました。そんな先のコトまで考えられる状態じゃなかったから、(自然に想像できたことが)うれしかったです(^。^)いろりんがいっぱい動いて安心させてくれたおかげかな?(ハラハラもするけど★)お父さんは「いろりん、静かに動いて~!」と無理なお願いしていました(笑)

いろりんになかなか会えないおじいちゃん、おばあちゃんへの報告用に「いろりん日記」作りました。よかったら見てください。これからも少しずつまとめて作っていこうと思います。(いつまで続けられるかな・・・?)
 (ぷんぷん) 
※「いろりん日記」はパソコンで作ったおたよりです。毎日のいろりんの様子を写真とコメントでつづりました。毎日聞いていた悪い説明の話は載せず、なるべくその日いろりんができたこと、よかったことだけ報告していました
いろは日記1 いろは日記2 いろは日記3


<11月28日(日)>
「いろりん日記」とても素敵ですね。お父さん・お母さんがとてもいろちゃんのことを大切に思っているのがよくわかります。いろちゃんのいろいろな表情をいっぱい写真に撮ってあげてください。私たちも見るのを楽しみにしています。

今夜のオムツ交換は、ウンチもたくさん出ていて絶好のオムツ交換!!のタイミングでしたが、あまりの気持ち悪そうなお顔でムズムズしていたので、こちらでオムツ交換してしまいました(^。^)今度こそはお母さんにオムツ交換していただきたいと思います。(※生まれて10日経ってもまだぷんぷんはオムツ交換体験できず☆どうもいつもタイミングが悪く・・・)

いろちゃんは前と比べると少し落ち着いてきましたね。まだ、すごーく元気!とまではいかないかもしれませんが、お父さん・お母さんの「元気にな~れ」という気持ちはいろちゃんに伝わっています。いろちゃんが目を開けて、お父さん・お母さんに「わたし、がんばってるよ~」と言ってるみたい。がんばれー、いろちゃん。  (Kさん)

※この日、初めていろりんの体に母乳が入りました!鼻から胃の管を通して、3時間ごとに2mlずつ・・・夜の面会で初めていろりんのウンチを見ました。胃からの出血で真っ黒だったけど、「胃がよく動いている証拠」と聞いてほっとしました。


<11月29日(月)>
お母さんの「いろりん日記」すごくきれいです☆それと読みながら、いろちゃんの誕生からの1週間を思い出してしまいました。ほんとにいろちゃんがんばっていますね。お父さん・お母さんの思いが伝わっています!!今日はなんと母乳2ml→ぐ~んと4mlに増量!!今のところちゃんと消化していますし、出血したりすることもないです。  (担当のTさん)


<11月29日(月)>
いつもなら、夜に面会して帰るとバタンキューなのに、今日はなんだか興奮気味!!このうれしい気持ちのままノート書きたいと思います。(往復運転したお父さんはすでにバタンキューですzzz)

~今日うれしかったこと♪~
1:母乳がいろりんの体に・・・♪
昨日から入れてもらっていたんですね。お医者さんから聞いて、お父さんと「おー♪」と感動してしまいました。でも、私のおっぱいは全くはらず、母乳が染み出ることもなくなってきました☆搾乳量も減ってきて心配です。母乳が出るためにはどんなことに気をつけたらいいでしょうか?
2:お母さんにとって、初めてのオムツ換え♪
お母さんになって初めてのオムツ交換でした!オムツを外そうとしたら、ちょうどジャー☆いろりんのオシッコが出る瞬間までバッチリ見ちゃいました(**)その前にもけっこうオムツにしていたから、かなりの量が出るようになったのかな。ウンチも昨晩のような真っ黒ウンチじゃなくて、黄緑っぽい中に少し黒が混じっている程度でした。いろりんの小さなももを持ち上げる感触も初めてで感動でした!!
3:2度目の握手・・・♪
前回よりもぎゅーっと強く握って放してくれませんでした。
4:「いろりん日記」が好評♪
ほめてもらってうれしいです(^。^)実家の親戚中にもFAXで送られたみたいです。(写真部分は真っ黒になるのに☆)

お父さんが心配して起きてきたので、そろそろ寝ます。いろりんもおやすみ~。  (ぷんぷん)


<11月30日(火)>
昨晩はなんと5ccしか母乳が出ず☆お父さんと眠い目をこすりながらどうしたら母乳が出るか調査・・・「食事と睡眠が大事」とあったので、「よし、寝よう!!明日からいっぱい食べよう!!」と実践中。今日は出せるかな?今はお父さんが料理を作ってくれています。お母さんの料理より塩分控えめなのに、最近母乳がしょっぱくなってきたような!?なぜでしょう。
 (ぷんぷん)

↑の文章の通り、「食事と睡眠が大事」と知り、ますます食事に気をつかうようになりました。まあ、お母さんが退院した日から気をつかっていましたけどね。今まで以上に家事に精出してますよ!(※ぷんぷんは里帰り出産はしないので産後1ヶ月はダンナにがんばってもらいました。なので、いつも11月に生まれるよう子作りします・・・酪農がヒマな時期じゃないとダンナが大変すぎるので☆)いろりんの為なら専業主夫(!?)にでもなりますよ。一応、仕事はしてますけど・・・。いろりんの写真を見て思うんですけど、ちょっと「おでぶちゃん」になってきてません?赤ちゃんってこんなものなんですかね?  (おと~しゃん)







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