テーマ:詩のようなもの(116)
カテゴリ:詩
離岸流に乗って
沖に向かう ミズクラゲが 漂って 透明な灯りをともす 生き物の 生態なのか ゆらゆら 揺れて いのちの在り処 を探しているようだ 孤独に囚われて 怯えている 人よ あなたは一人を 喜ぶべきだ ミズクラゲの 孤独に 倣えば良い 静かに 揺蕩う 生命の強さ 5億年以上前から 生き続けてきた 歴史 発達することを 進化することを 止めて 生きてきた 生き物の99%が 死んでも クラゲは生き残る という 孤独とクラゲは 本質的に 融和している 大海の中で 自由に暮らす 孤独と自由は 同じ仲間 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022/08/11 01:20:07 PM
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