私の愛読書 小さいおうち
2日前に読み終えました。中島京子さんの直木賞受賞作 「小さいおうち」松たか子、黒木華出演で映画化もされて話題になりましたね。本の中で、昭和初期に赤い三角屋根の洋館で住み込みの女中として働いてたタキさんが晩年に綴ったノートを甥の次男の健史が読んで「昭和10年がそんなにウキウキしているわけがない。その頃、日本は戦争してたんでしょ。」と言います。私も、その時代に人々がこんなにホンワカとした雰囲気で生活していたなんて想像していませんでした。私の母方の祖母は昭和16年と18年に東京で長女と次女を出産してから祖父の実家のある北海道に移住しました。祖母の生前、福井県でデパートの貴金属売り場で働いてから祖父と見合い結婚したとは聞いた事があります。この本を読んでから、東京で暮らした頃の様子も聞いておけば良かったと後悔してしまいました。「小さなおうち」の秘められた恋愛事件の結末と真相も興味深いです【楽天ブックスならいつでも送料無料】小さいおうち [ 中島京子 ]価格:586円(税込、送料込)人気ブログランキングへ