大学入試改革 記述式試験の問題点
こんにちは来年度からの大学入試改革の目玉として導入予定だった英語の民間試験活用が延期される事になりました。延期にはなりましたが24年度からの実施に向けて1年かけて検討する、そして、来年度から導入される国語、数学の記述試験はこのまま実施するとの事です。知識偏重の試験から「判断、思考力、表現力」を重視する試験に転換する為に記述式試験を導入すると文部科学省は説明しています。50万人が受験する共通テスト試験の採点を迅速正確に民間企業が行う…。社員だけでは手が足りないからアルバイトも雇って行う…。2年後に共通テストを受ける予定の高校生の保護者としては「やめろ~!!」と叫びたい気持ちでいっぱいです。無理だから!!真夏の東京でマラソンやるのと同じだから!あれも直前になって札幌に変更になったけど。ちなみに最近の北海道の真夏は暑くてムシムシして東京並みに辛い日も多くなってるから!無理な事は無理!潔く撤回を!!採点するのは機械ではなく人間でしょ?採点日の前日に深酒してたり睡眠不足だったりの人が紛れ込んでいるかもしれない。大量の解答用紙の束に疲れ切り意識朦朧となっている状態で本当に公平性の保たれる採点が可能なのか?グレーゾーンの解答の正誤を瞬時に判断出来る状況なのか?受験生の人生を委ねて大丈夫なの?私は無理だと思います。また、アルバイトにそこまで責任を負わせるのは最初から無理な話です。日本は戦前の歴史から成長していないような感じがします。特に最近の国内の状況を見ていると無謀な負け戦に突入していった時代にタイムスリップしているような感覚を覚えます。それこそ、「身の丈に合った」無理のない改革、全国の受験生が万全の態勢でベストを尽くせるような環境作りを切に願います。高校生ランキングにほんブログ村