ミニリトリート
スピリチュアル系のワークショップに初めて参加しました。町や森を散歩しながら自然と自分と対話する、日常を離れ自分だけの感情に浸るひとときを過ごすのがテーマです。2歳児の子育てをしていて、しかも私のように今の土地に身寄りがないと、四六時中こどもと一緒で、それはとても幸せなことであるのだけれど、反面、日常を離れた自分だけの時空というのは、いくらお金を払っても手に入らないまぼろしのような世界・・・なんですよ。それが今回、ふとしたことで3日も、私がひとりで過ごす時間がやってきて。満喫しています。今回10時から7時間超という長丁場のワークショップにも参加できたという運びです。午前中のほぐしあいの後、「私が許せないこと」をテーマに、ワークをしました。どうしよー急に言われても・・・何話そうと困ってしまいましたが、いざ話し始めると、これまで苦しんでいたこと、それはひとりめの出産の分娩室の中でのできごとなんですが、堰を切ったように言葉があふれ出し、感情をこれまでないほどに外に出すことができました。朝の晴れがウソのように雨が降り出し、2時過ぎまでお部屋でワークしたあと、お食事タイム。雨上がりの町を散策し、初めてのワークショップは終了。ごはんが穏やかでやさしい波動を奥ゆかしい存在感で放っていて、お食事タイムにも癒されました。散策の最後に行ったお寺でのできごと。たくさん仏像と立派な’らんま’がありました。左から2番目のらんまはびわを弾く天女でした。私はメッセージを受け取りました。許せないことで話していたこと。それを もう許しましょうというメッセージです。天女は私に「あなたを許します」と語りかけてきました。注意を向けると「もう許しなさい」と私をきょうまで苦しめていた医師を許すよう言いました。「もういいじゃないですか。あなたはこれまで十分苦しんできました。もう楽になってもいいのですよ。許しなさい。」そんなふうなことを語りかけてきました。どこまでできるかわかりませんが、許そうという気持ちになれました。「ゆるします」穏やかに誓いました。13歳の頃、ベストキットという洋画をテレビで見たとき、Mr.ミヤジ(ミヤギやったかな?)が主人公の少年に話した「許す心を持たない者は 一生茨の道を歩むことになる」というフレーズ。久しぶりに思い出されました。私は出産がトラウマになっていました。辛かったですが、私が医師を許していないことにまでは思いが及んでいませんでした。今日のワークを通して気がつき、同時に感情を解放することで楽になり、またその天女との出会いが私の歩みを新しい道に進めてくれました。岐路にいたんですね、私。そして帰宅してからぼーっと考えていると、天女がまず私を許すと語りかけた意味がわかりました。私は医師の未熟さ同様に、私自身の未熟さも許せずにいたのです。もっと○○していればあんな体験をしなくてよかったのではないか。もっともっと・・・自分で自分を守ってやれなかった自分の未熟さへの憤り。これは深いところでブロックされていた感情のようでした。そんな未熟さも嫌わないで認めてあげる、よくやっていたよと認めてあげる。そんな愛を自分自身に向けることで楽になっていけると思いました。歩みを進めていきたいと思います。