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美姫と電話でいつものように会話したあと、いつものように美姫がおねだりをしました。お休み前のひと時。歯も磨いてあとは寝るだけと言う時で、ちょっと時間があるとき、たとえは、ママがまだ手が空かないとか、お姉ちゃんとけんかしてちょっとさびしいとか、・・・・・そんな時だから、まだ電話を切りたくなかったのでしょう。
「おばあちゃん、何かご本読んで。」 そこで、すぐ手元にたまたま持っていた「おかねもちとくつやさん」(ラ・フォンテーヌ文 ブライアン・ワイルドスミス絵 わたなべしげお訳 らくだ出版)の本を読みました。 「あ、その本知ってる!ママに読んでもらった。おもしろいんだよ。読んで、よんで!」 と弾んでいました。 そう、この本は(私は前から持っていましたが)、夏に、伊豆の「ワイルドスミス美術館」へ行った時に愛美が気に入って買った本でした。 読み始めると、しばらくきいていた美姫はこういいました。 「おばあちゃん、途中でやめてもいいよ 「ん?どうして?あきちゃった?」 というと、 「あのね、ままによんでもらいたくなったの。」 というのです。 これって、私にとってはちょっとさびしいことにはちがいありませんが、同時に、とてもとてもいいことだと嬉しく思いました。 そうなんです。 一番身近で一番大好きな人に読んでもらうのが一番いいのです。 ママもかなりゆとりが出てきて、すっかり読み聞かせが定着してきましたね。 「ママに読んでもらいたい。」 こんな素敵な思いはありません。よかったよかった! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月22日 23時52分01秒
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