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カテゴリ:子育ての振り返り
「英語を子どもに教えるな」を 約18年ぶりに思い出しました 子どもたちがまだ幼かった2007年頃 英語教育に熱心になっていた時期がありました 「英語はネイティブみたいな流暢な発音で」 そんなふうに アメリカ英語やイギリス英語の発音に 気を配りながら できるだけ自然な英語に触れさせようと 試行錯誤していました 私自身が英語を話せないので 偏ったこだわりを 持っていました そんな私の中で転機となったのが 市川力さんの著書『英語を子どもに教えるな』 との出会いです♡ ふとこの本のことを思い出し 当時受けた衝撃と気づきをあらためて 振り返ってみました 英語は「目的」ではなく「手段」 この本のタイトルを見ると 英語教育を否定しているようにも見えますが 内容はまったく逆です(^^) 市川さんは 「英語を教えるな」という 挑発的な言い回しの裏で 英語はあくまで“伝える手段”であり “伝える中身”が伴っていなければ意味がないという 大切なメッセージを語っています いくら流暢な英語を話せても 話す内容が薄かったり 相手の心に届かないものであれば それは“伝わらない英語”です 逆に 多少発音が拙くても 自分の経験や考えをしっかり持っていれば 言葉の壁を超えて伝わる力になる! 経験と言葉はセットで育つ この本を読んでから 「英語が話せるようになること」 ばかりを重視していた自分に気づかされました 本当は 子どもたちが何を感じ 何を考え それをどう表現するかという 「中身」の部分こそが大切で その上に“英語”という言葉の道具が 乗っかる形でなければ意味がないのです それからは 英語に触れさせることと同じくらい 「いろいろな体験をさせること」を 大事にするようになりました 人と出会ったり 自然に触れたり そうしたリアルな体験が 子どもたちの中に 「伝えたい何か」を 育てていきます これは英語に限った話ではなく 日本語でもまったく同じことだと思います どんな言語であれ 「言葉」はその人の内面の表れ だからこそ 言葉の根っこにある“人間としての土台”を 育てることが 実はいちばんの言語教育なのかもしれません ずいぶんと時が経ち 世の中も 英語教育も 進化しています でも この本から学んだ本質的な気づきは 今でもまったく色褪せていません 英語ができるようになることも大切ですが それ以上に 「何を伝えたいか」 「どんな人間でありたいか」を 育てることのほうが 大切なのではないか」?と 思っています(*^-^*) 親として 子どもたちに与えられる一番の英語教育とは 「英語を学ばせること」ではなく 「伝えたいと思える何かを持たせてあげること」 なのかもしれませんね(^^)♡ 【楽天ROOM】に 『英語を子どもに教えるな』を紹介していますが 新書ではもう無いみたいです きっと今の時代に読まれても参考になる 内容だと思います♪ https://room.rakuten.co.jp/room_eda09557d1/items ![]() ☟続編的な感じで『教えない英語教育』もあります ![]() ![]() ☟我が家ではホワイトボードと黒板が 一緒になったようなものを使っていました 自由に絵を描いたりアルファベットを書いてみたり 親子でお互いにメッセージを書いて伝えたり 様々な表現がボードでできたと思います ただ 場所を取りますが(^^;) ![]() ☟今はノート型のホワイトボードもあるのですね(^^)♡ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.06.17 17:00:04
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