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ジャストシステムのワープロソフト「一太郎」とグラフィックソフト「花子」が、特許権侵害として、製造・販売の中止され、製品の廃棄処分になるという。
松下電器産業が、「アイコン操作についての特許権を侵害された」として、ワープロソフト「一太郎」とグラフィックソフト「花子」の製造・販売の中止と、製品の廃棄をジャストシステムに求めた訴訟の判決が、今日、東京地裁であり、裁判長は、松下電器産業の訴え通り特許権の侵害を認め、「一太郎」「花子」の製造・販売の中止と製品の廃棄を命じたそうだ。 私自身も今でこそ使っていないが、かつて学校のパソコン初歩講座で、文章入力といえば「Word」ではなく「一太郎」だったので、「Word」より先に「一太郎」から入ったし、このニュースには正直驚いた。 今でこそ「Word」のほうが主流になっているが、「一太郎」は1985年8月の発売以来、約1800万本が出荷され、かつては主流だった時期もあったはず。 今回も争点となった松下側が主張する特許とは、アイコンに関する機能で、「一太郎」や「花子」で使用している「ヘルプ」「印刷」のボタンが、この特許のアイコンに当たるかどうかだったそうで、ジャストシステム側は、「画面上で移動させることができないので、アイコンではない」と反論したが、今回の裁判では「移動できなくても、各種データや機能を絵文字で表示していればアイコンに当たる」という判決が下った。 ジャストシステムは控訴する方針で、判決が確定しなければ、実際に販売がストップすることはなく、既にソフトを購入し使用している人にも、直接の影響は及ばないため、ジャストシステム側は、「判決が確定するまでは販売を続ける」と表明し、今月10日発売予定の特許権侵害と指摘された機能を盛り込んだ最新版もそのまま発売するという。 しかし判決が確定すると、それは発売中止となり、店頭から消えることになるので、発売と同時に買い占める人がいたりして!? その後はネットオークションなどで闇取引か!? 「一太郎」君と「花子」さんの運命や如何に!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.02.02 01:06:49
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