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以前の日記でも取り上げたが、ペットのネコのクローンをつくっていたアメリカのベンチャー企業・ジェネティック・セービング・アンド・クローン社が、費用を下げると発表したそうだ。
今まで、1匹当たり5万ドル(日本円で約530万円)だったが、今後は代金を大幅に値下げし3万2000ドル(約340万円)で販売するという。 値下げの理由について同社は、「技術が向上し、代理の母親役のネコを多く確保しないで済むようになった」と説明しているが、値下げによる顧客拡大が狙いとみられているようだ。 今回の発表によると、同社は今月8日、40代の男性顧客に、昨年死んだペットの雌ネコのクローンを販売し、昨年12月に続き2件目で、今後2、3カ月でさらに3人の顧客にクローンネコを届けられる見通しだという。 この会社は、日本向けに、サイトの日本語ページもあり、日本にもビジネス展開をするつもりのようだ。 値下げしたとはいえ、まだまだその費用は高く、一般の人が簡単に申し込める金額じゃないと思うが、今後さらに価格が下がってくると、一般の日本人の中にも申し込む人が出てくるかもしれない。 家族同様に可愛がってきたペットの死を受け入れられず、生き返って欲しい、それがクローンだとしても、と思う人はいるだろう。 でも、やはり私は賛同しかねる。 生まれつき、あるいは何かの病気や事故によって、身体を部分的に損傷したりして、その治療のために、クローン技術を使うのは賛成である。 しかし、生命体そのものをクローンで誕生させるのは、命を物として扱っているように思える。 このペットのクローンってのも、まるで、死んでもリセットしたら最初からやり直せるゲームのキャラクターみたいに思えて、命を軽く見ているような気がしてならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.02.16 20:06:05
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