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テーマ:沖縄の暮らしあれこれ(551)
カテゴリ:米原
ponさんという方より「環境を守りつつ、前進する課題」と題するコメントをいただきました。
「東京新聞の記事読みました。ホテル建設賛成派の方のコメントを読んで言ってること理解できました。じゃ私たちは反対運動と同時に、大規模ホテルでなく、分譲でもなく、かけがえのない自然を守りつつ雇用を生み出せる村おこしの具体的な方法を出し合って可能性を探ってみませんか??」 というご意見です。 そうですね。第三の道はみんなで知り、みんなで考えることによって可能だと思います。 やはりおいらは、330室という大規模リゾートが最悪の選択だと思っています。 分譲もイヤだけど、3点確認しておきたいことがある。 一つ目は、ホテルができても分譲するのと変わらないくらいの、従業員宿舎が必要になってくるんじゃあなかろうか?ということ。 しかも内地からの短期のアルバイト。 二つ目は、農地をそう簡単に分譲できるのか?ということ。 三つ目は、10月17日付けで書いたように、土地は大和ハウスが既に買っているならば「大和が撤退したら分譲しちゃうぞ」って興ハウジングが言っているのはどうなの?ってこと あと、必ずしも雇用は米原で必要かな? 「米原に仕事が無いから県外に出て行ってしまう」っていうのは極論じゃあないかな? 米原と市内はトンネルを通れば2、30分。通えない距離じゃあ無いよね、全然。 まぁ、米原で可能な仕事ってのも二つ程思いついてるけど・・・。 いずれにしろ米原住民の結束が必要。 今回の件で鍛えられて、米原の人の結びつきは強くなるんじゃあないかな。 米原住民の結束で思い出した。 10日の騒ぎの時、大和ハウスは賛成の住民に傍聴希望者を追っ払わせて、自分達は隠れたり逃げたり日本男児の誉れ。 あのとき、彼らが採るべき最善の道は渋々ながらも傍聴を認めることだったと、前にも書いたような書かなかったような・・・。 だけどあのようにしたのは彼らのマニュアル通りだったのかもねと考え始めてる。 反対住民と賛成住民とを争わせて、地域の分断を謀る。 双方とも毒牙にかけられようとしてるって事だわな。 反対住民の声明が出されたので紹介します。 声 明 11月10日夜の米原での出来事は、皆さん既にご存知のことと思いますが、あらためてご説明いたします。 去る11月10日は米原公民館において代表者と開発業者との話し合いが予定されておりました。 この代表者は公民館長を議長とし、その他住民10名から構成されておりました。 代表者会は全ての住民の傍聴ならびに必要に応じた発言を認める、という条件を前提に合意されたものでした。 しかしながら先般の会合については住民に事前の通知がなされず、代表者である早川にさえ前日の午後まで通知がされませんでした。 添付しました10月28日付の「米原リゾート開発計画経過報告」に疑念を持っていた住民が、この会合を察知し公民館に集まってきたところ、議長である公民館長をはじめ代表者数名が住民の立ち入りを拒みました。 先ほども申しあげました通り、この代表者会議は住民の傍聴と必要に応じた発言を前提にしていたにもかかわらず、傍聴さえ認めないということでした。 当然住民は納得せず、議長に傍聴を求めたところ、議長の一存で流会にされました。 他に、この代表者会の問題点としまして、代表者会より石垣市に対し、いくつかの要望が検討され概ね合意に至るのですが、議長が独断でこれを拒むため二度にわたり保留となり未だに提出されておりません。 この要望というのは「代表者会議の話し合いが終わるまで行政手続だけで開発を進めないように、という旨の要望書を石垣市に提出」することや、「市有地である防風林の売買、貸借の禁止と、現状で保存することを要請」するなどです。 元々、この代表者会を設けるについては、反対住民は疑問視していました。ですが、小さい部落内での対立を避けるため、止む無く受け入れたものです。 然るに、それを逆手に取るような形で、開発業者とその賛同者に「住民説明会を持った」という実績作りのために利用されたと言わざるを得ません。 そもそもこのような問題が起こるのは、説明会の対象を少数の代表者に絞り込み、石垣市民はもとより米原の一般住民さえ締め出し、マスコミの取材を禁じ、録音等の記録を禁じ、さながら密室で行われてきたことが原因だと思われます。 その結果、この代表者会は住民の意思を反映するものとは成りえません。 したがって、このような会議を正式な住民説明会と認めないことを宣言します。 今後は、 1 米原住民、石垣市民の参加と発言を認める 2 マスコミの取材を受け入れる 3 録音等の記録を認め、議事録を作成する 4 少なくとも開催の10日以前に確実に通知する 以上、4条件を満たしたもののみを正式な住民説明会であると認めます。 この条件を1つでも欠いた会合は住民説明会とみなさない事とします。 「米原の森・海・サンゴ礁」は米原住民だけのものではなく、石垣市民の憩いの場、市民が愛する宝物です。地球の遺産である米原の自然と生態系を守るため、活動の輪を広めてゆきます。 2005年11月14日 「米原大規模リゾート開発」反対住民の会 代表世話人 早川 始 ちょっとまとまった考えがあるので載せてくれって人が居たら、私書箱の方へ送っとくれ。 おいらの独断により載せようと思ったら、ご紹介させてもらいます。 ぽちくりこ→人気blogランキングへ←お願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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