2009/05/24(日)22:03
「月のえくぼを見た男」くもん出版
課題図書(中学校)
日本の近代天文学の礎となった麻田剛立の生涯を描いたもの。
(雷が気になるのでメールより簡単に)
最初の三分の一ぐらいは、なんか面白くなくってね~、要するに子供時代、伝記にありがちな○○ができたタイプの列挙でつまらないんだけど、後半は面白い。
観察と実験を重んじる剛立とまわりに集まってくる人々の様子は読んでいて面白い。
この時代の人々ってどうしてこう学問への情熱が熱いんでしょう。
ただ、あとがきの最初の一文「あなたは、麻田剛立の生き方から何を学びましたか。」は余計だよ。