白い巨塔
日記にカウンターなんかついていると、意識してしまうわけで、客寄せのために白い巨塔について軽く書いてみよう。医学生による感想ということで何かレスポンスあるかもしれないし。医学生になったということで、医療系の、というか医者が主人公のドラマはチェックするようにしている。白い巨塔は原作読んだことないから何とも言えないけど…、原作者(または脚本家)が読者(視聴者)をなめているのか、読者(視聴者)がバカばっかりなのかわからないが、あまりにも極端なキャラクターが多すぎてつまらない。財前=悪徳医師、里見=善良な医師なんて子供向けの設定作ってどうするのか?という感じ。気になるのが、カルテを改ざんしていること。多分、ここ以外に財前を追及できるポイントがないのだろうけど、弁護士がそんな指示を出すものなんだろうか?改ざんより全く別内容のものを新しく用意して古いものを破棄した方が確実だし、「書類」を修正液で修正なんて考えにくいのだが(二重線に印じゃないのかな)、医療の世界を全く知らない医学生には何とも言えないのが寂しい。多分来週か再来週、柳原が「カルテを改ざんしました、私が転移を疑ったのに無視されました」、と言って泣き叫び、東が「私の退官日に手術するために検査をしなかったのだ」と言って、逆転するんじゃないかね?そんなときに財前の病気が発覚して…どうなるのかな???原作ではXXXらしいけど。あの苦しみ方も「いかにも」って感じで、なんか視聴者がナメられてる気がするなぁ。最後に、ブラックジャックによろしくとか白い巨塔とか、「リアルなドラマ」と言われるが、医療の世界を知らないのにリアルも糞もないだろう。不思議不思議。