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2016/04/12(火)15:00

杉田玄白

読書(202)

  朝日新聞出版、マンガ日本史「杉田玄白」。   3代将軍徳川家光が、オランダ以外の西洋諸国との交流を絶ってから100年。   しかし、8代将軍・徳川吉宗がオランダの書物の輸入を一部緩和したことをきっかけに、  西洋の新進性を知り、蘭学(西洋の学問)を学ぶ人が増えていきました。   小浜藩(福井県)の医者・杉田玄白もその一人でした。   杉田玄白は、小浜藩の江戸屋敷に勤める藩医の息子として生まれました。   母は玄白を生む時に難産で亡くなり、玄白は、父に厳しく育てられました。   子供の頃は、父に「物覚えが悪い」といわれていたせいか、勉強があまり好きではなかったそうですが、   18歳の頃、突然、父に「勉強します」と申し出て、   幕府の奥医師(将軍のおかかえの医師)に弟子入り。   小浜藩の医者として勤めながら、   25歳の時には、町医者として独立しました。   オランダ語の解剖書「ターヘル・アナトミア」を手に入れ   ~高額だったので、藩に買ってもらったそうですが~   その本の人体内部の絵が、   これまで自分が学んできた医学とあまりに違うことに愕然としました。   そして、前野良沢、中川淳庵とともに、   オランダ語を暗号を読み解くように訳しながら、「解体新書」を出版したのです。   仏蘭辞書しかなかったとのことで、大変な作業だったことでしょう。   ※杉田玄白が説く健康の秘訣 .   ~健康のためにやってはいけないことを書き残しているそうです。~    1.過去のことでくよくよしない    2.先のことを思い悩まない    3.飲み過ぎ、食べ過ぎに気を付ける    4.不自然なものを食べない    5.適度な運動をして、ごろごろしない   ごくシンプルなことですね。   実践できそうです。

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