新元号が決まりました。
「令和」、だそうです。
出典は、「万葉集」からとのこと。
「初春の令月にして気淑(よ)く風和(やわら)ぎ
梅は鏡前の粉を披(ひら)き
蘭は珮後(はいご)の香を薫(かお)らす」
※初春の佳き月で、空気は清く澄み渡り、
風はやわらかくそよいでいる。
梅は鏡の前ではたく白粉のごとくに白く咲いて
蘭は、美しい女性が纏うお香のような良い香りをさせています。
天平2年(730年)の正月の13日、
歌人の大友旅人の太宰府にある邸宅で開かれた梅の宴の様子を綴ったものだそうです。
清々しく美しい元号が決まりましたね。
万葉集からの出典というのも素敵です。
新時代が、春の美しさと穏やかさを持ったよい時でありますように。