よしあしの
中を流れて清水哉
-仙厓(せんがい)ー
水辺に生える「葦」は、「あし」とも「よし」とも読みます。
それを「悪し」と、「良し」にかけて、
「よしあし」の中を流れても、清水は染まることなく清純である~という意味だそうですが、
逆に、右往左往しないで生きるためには、
よしもあしも経験しなさいという教えだそうです。
しかし、いつになっても、右往左往している気がします。
※仙厓義梵
江戸時代、臨済宗の禅僧で、禅味あふれる絵画を描いたが画家でもあったそうです。
「〇▽□図」という面白い絵を残しているそうです。
辞世の句は「死にとうない」だったとか。