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2020/07/18(土)20:06

レ・ミゼラブル

読書(202)

「レ・ミゼラブル」ドクトル・ユーゴー著。 読んだことのなかった世界的名作、 読んでみました。 幼い時に両親を亡くし、姉に育てられたジャン・バルジャン。 その姉の7人の子供たちのために、1本のパンを盗んだため捕まり その後、刑務所から脱走を繰り返したために、19年間も獄中で過ごすことになってしまいました。 牢を出てからは、何処へ行っても冷遇され、人間不信になっていました。 そんな彼を温かく迎えてくれた司祭。 ですが、そんな司祭の大切にしていた銀食器をジャンバルジャンは盗んでしまいます。 憲兵に捕らえられて司祭の前に連れてこられた。ジャンバルジャン。 司祭は、憲兵に、食器はあげたものだといって、ジャン・バルジャンを放免させて、 さらに自分の唯一の財産である銀の燭台も彼に渡します。 司祭の信念に、人間不信と憎悪の塊だったジャン・バルジャンは、 正直な人間として生きてゆこうと決心をし、様々な数奇な出来事に遭遇してゆきます。 仕事を成功させ、社会的名誉も得たのに、囚人に戻ったり、 身寄りのない可愛そうな女の子を育てて美しく成長させ、 その子の後の婚約者を暴動から命がけ救い出したり…。 次から次へとスピーデイに展開してゆくストーリーに、 ほとんど一気に読んでしまいました。 多彩なストーリー展開、個性の強い登場人物たち~、 多くの芝居、映画、ミュージカルに取り上げられているのも当然なんですね。

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