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テーマ:DVD映画鑑賞(13597)
カテゴリ:映画&ドラマ
映画「駆込み女と駆出し男」。 2015年公開。 井上ひさし著「東慶寺花だより」が原作。 男尊女卑の江戸時代。 男性は、簡単に離縁できたのに、女性には許されませんでした。 でもそんな女性たちを助けたのが、幕府公認の縁切寺、鎌倉東慶寺でした。 そこに駆け込んで、2年の修行に耐えると相手と縁が切れたのです。 駆け込みをしようとするじょご(戸田恵梨香)は、道中で同じく駆け込みをしようとしていたお吟(満島ひかり)とともに、なんとか、駆け込みに成功しました。 じょごは、働かない夫に変わって鉄職人として懸命に頑張っていたのですが、顔に火傷を負い、夫には浮気をされて…。 お吟は、金持ちの愛人でしたが、旦那の横暴さに疲れて…。 縁切寺に駆け込めば、すぐに離縁できるわけではなく、御用宿というところで、聞き取り調査が行われます。 江戸の倹約令に疲れ、逃げ出してきた駆け出しの医者でありながら、戯作者にも憧れている信次郎(大泉洋)は、叔父が営む御用宿・柏屋に居候することになり、離縁を望む女性たちの聞き取りをすることになりました。 それぞれの女性には、それぞれのつらい事情がありました。 最後にお吟が逃げてきた本当の理由が明かされます。 お吟は、ろうがいの末期でした。 愛する人に、自分の最後を見せたくなかったのです。 そして、お吟は亡くなります。 その時、寺の門前で経をよむ虚無僧の姿が…、それは、お吟の愛する夫でした。 信次郎は、一応?医者なので、長崎に医者の修行に行こうと、じょごに一緒に行ってほしいと頼むのですが、にべもなく断られます。 が、江戸に行くと言い出すと「お供します~」と。 そして、2人は、曲亭馬琴のもとへ。 大泉洋さんの主演なので、コメディー要素もありましたが、江戸時代を生きる女性の大変さも真面目に描いた映画でもありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.14 22:59:17
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