2023/02/21(火)00:59
帝王の娘スベクヒャン
韓国ドラマ「帝王の娘 スベクヒャン」。
2013年放送。
6世紀の百済、第24代王東城(トンソン、チョン・チャン)王の治世。
加林(カリム)の城主ペク・カ(アン・ソクファン)の娘チェファ(ミョン・セビン)は、王の従兄弟にあたるユン(イ・ジェリョン)と愛し合い、身籠っていました。
ユンは、王の命令で戦に明け暮れ、チェファが身籠っていることを知りませんでした。
戦から戻ったユンは、チェファのもとを訪れ、もし子供ができ、それが女の子だったら、百済を守る花・スベクヒャンという名をつけようと話します。
チェファの父ペク・カは、ユンと娘の関係を知り、東城王がいなくなれば、娘が王妃になるのではと考え、またユンを王にしたいユンの側近のネスク(チョン・ソンモ)からもそそのかされ、東城王を暗殺を企てます。
東城王を敬愛していたユンは、これに激怒し、ペクカを自害に追い込みます。
邸が炎に包まれても、父のそばを離れようとしないチェファを、家来のクチョン(ユン・テヨン)が連れ出して助け、伽耶(カヤ)国に逃げ伸びます。
そして、チェファは、そこで女の子を産み、ソルラン(ソ・ヒョンジン)と名付けます。
ユンは、第25代王武寧(ムリョン)王として即位し、先代東城王の「息子を守って欲しい」という遺言を守るため、自分の息子チンム(チョン・テス)と入れ替え、息子を王宮の使途に出し、東城王の息子ミョンノン(チョ・ヒョンジェ)を宮廷内で育て、王位につけようと考えます。
チェファとクチョンの間に生まれたソルヒ(ソウ)は、異父姉のソルランが武寧王の娘だと知り、スベクヒャンに成りすますことを考えます。
こうして、2組の子供の交換により、悲劇が生まれます。
ソルランの義父で、ソルヒの父であるクチョンは、言葉が話せないので、身分は低いのですが、怪力の持ち主でとても身体能力が優れています。
が、実は高句麗の密偵なのですね。
演じたのは、ユン・テヨン。
なんと、サムスン電子の副会長の息子さんですね。
「夜警日誌」の護衛隊長もすごく、カッコよかったんですが、もう俳優さんはやらないのかなあ。
武寧王の実子チンムを演じたのはチョン・テス。
女優のハ・ジウォンさんの弟でしたね。
このドラマが最後の作品だったようです。
「トキメキ☆成均館スキャンダル」でもそうでしたが、ちょっと生意気で、それでいて、どこ寂しさをたたえた雰囲気がよかったんですけど。
若くして、亡くなられて残念です。
後半になってかなり面白かったです。