カテゴリ:考
スタンダードダンスは、リーダーとパートナーが組んで踊ります。
二人の体がひとつになり、タイミングをあわせて動くことで、素晴らしいハーモニーが生まれます。 そのために必要なことを考えてみました。 まずは、組むにあたっての意識についてです。 (1)二人が自立していること (2)相手の動きに敏感であること まずは(1)について。 大学の後輩パートナーと踊るときに、一番いやなことがあります。 それは、体を預けてこられることです。 自分で立つ意識はあるのでしょうが、胸を押し付ける・腹部を押し付ける・腰を押し付ける・腕を押し下げる等、リーダーに対する負担が非常に大きくなります。 もちろんリーダーの場合も同じことが言えて、上から覆いかぶさる・下から突き上げる・腕で抱える等、パートナーに大きな負担を与えています。 では、どのような点に意識すればいいのでしょうか? そのキーワードが「自立する」という事だと思います。 リーダーとパートナーは、組んだ際にいくつかの接点がありますが、まずはそれぞれの接点について「触れる程度」の意識をします。 リーダーの左ホールド(パートナー右ホールド)は軽く握る、リーダー右ホールドは軽く触れる程度でパートナーの背中へ。 (ただし手のひらが浮くことはありません。手のひらすべてが背中に接します) リーダー右サイドとパートナーセンターがコンタクトしますが、これも「体が軽く触れ合う程度」と意識してみます。 こうすることで、二人がお互いを頼らず「自立」することが出来ると考えています。 最終的に、二人ともが体のどこにも力が入らない状態、けれどもしっかりと強く立てている状態を作ることを目標としています。 (2)について。 お互いが自立した状態を作ったとしても、動き出せなければ意味がありません。 そのためにはリーダー・パートナーともに、相手の状態に敏感でなければいけません。 どこに体重が集まっているか?体重がどこに移動しているか?胸・腰・足はどういう運動をしようとしているか? 相手の動きを感じ、自分の体の運動へとすばやく反応することが必要と思います。 敏感に反応できる、ということは、つまり「集中」しているということです。 ダンスの際には、常に「集中」していなければいけません。 具体的な方法論については、また後日考えたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/10/07 07:47:51 PM
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