大人の事情・学校編(怒)
本日娘Mの受験です。一応推薦枠の中の受験ですが。この推薦枠を巡り2回も学校に怒りと不信感を抱きました。推薦枠には2種類があって「指定校推薦」と「公募制」指定校は学校から1名のみ。よほどの事、例えば当日いきなり金髪にしてガングロメイクに超ミニのスカート穿いて面接官に「チィ~っす」とでもやらない限り名前さえ書けば合格って代物。もちろん受験する子は皆目指す。ウチの娘も目指し、ずっと努力をしてました。模試では全国で名前が出るし、平均評定は5段階で4.7できました。担任にも「Mを推してる。多分イケる」と言われ、それでも慢心する事無く努力を続けました。会議の翌日「M、お前は公募制になった」と言われた時の娘のショックは想像するだに胸が痛みます。誰が選ばれ、何故自分が落ちたのか納得できずに聞きに行くと選ばれたのは評定平均3.6の子。模試では1度も名前が出た事も無いMより遥かに下の成績。では何故?生徒会活動をしていた。そんな基準でしたっけ?推薦枠を選ぶのは?滅多に泣かないMが私の前で泣きました。胸が張り裂けそうでした。泣きたいだけ泣かせ、暴れたいだけ暴れさせ・・・何とか前向きになれたのは、別の学校を受験するI君も指定校を落とされたと知った時です。I君はMといつも1位2位を争う子。その子も落とされた。何を意味するか。学校側は「合格率」を上げたいのです。黙ってても合格するMやI君は別に指定校じゃなくて良いのです。ちょっと危ない子を「合格させる」そこに意味が学校側にはあったのです。汚い。大人の事情を知り、腹が立ったでしょう。私もです。でも彼女はそんな事に怒りのエネルギーを使わず、自分の将来を見据える努力をしました。そんな彼女を我が子ながら尊敬し応援して来ました。そして先日。面接の練習をしていた彼女は先生からとんでもない事を言われました。「M、お前推薦で合格するつもりか?」Mは何を言われてるのか最初分からなかったそうです。聞いた私も分かりませんでした。「落ちるつもりは無いのか?」先生の発言ですよ。これが。またもや学校側の勝手な思惑なのです。「一般受験でもお前は受かるから、推薦でちょっと危ない他の子の為に落ちてくれないか?」直訳するとこうです。あまりの事に今度は本気で学校に怒鳴り込みに行こうかと思いました。「M、まさかその提案受けたワケじゃないよね?」「まさか。推薦だって受かるなんて分からないし。」「それなら良いけど・・・」怒り心頭です。教育委員会の友人に相談しました。受験が終わったら校長なり、教頭を交えてその発言をした先生と話をしなければいけない。今後どんな基準で選ぶとか生徒の心のケア含め明らかに、と助言を受けました。大人の事情で振り回されたMとI君、君たちの努力が実る事を私は心から願っています。頑張って!!