2006/12/20(水)11:39
★教育基本法など本当は必要ない!?
≪教育基本法など本当は必要ない!?≫
~正しい知識と礼儀を見に付けよう~
先の国会で『教育基本法改正案』が与党の多数により可決されました。
これをご覧の皆様はこの法案に『賛成』でしたでしょうか?または『反対』でしたでしょうか?
私は基本的にこのような法案は必要ないと思っています。その理由はこの条文に理由があります。
(教育の目標)第二条
教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
1 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと。
2 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
3 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。
4 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
5 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。
上記の条文を普通に読むとただ当たり前の事を書いています。疑問点を上げればいくつかあります。
まず第二条3項の「男女の平等」の箇所。これは明らかにいわゆる「ジェンダーフリー」を意識した文言になっています。
「男女共同参画」の事を指しているのですが、これは男女のあらゆる身体的、能力的な違いをすべて無視し、あらゆる男女は「平等」でなくてはならないという現実的に矛盾した言葉になっています。正確に書くなら「男女の相互尊重」であるべきものです。
そして第二条5項の「他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。」の部分。
「他国を尊重し、」までは良いかと思います。しかし、「国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。」の部分は本来必要有りません。
なぜなら、教育基本法という国の根幹を定める法律に「世界」を含むことは余りにも範囲を広げすぎています。
教育基本法は「日本の国体をどうするか定める法律」であり、他国の平和と発展まで文言に加えるのは不適合だと私は考えます。
これを書き換えるのなら「他国の文化を尊重する態度と礼儀を養う」で十分です。
そして一番問題とされた「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、~態度を養うこと。」の部分です。
私はこれは必要だと思っています。しかしこれには以下のように反論する方がいます。
「国家に国を愛する態度を強要されるような印象を受ける、なぜ法律で強要されなくてはいけないのか。強要されなくても私は日本を愛している。」
一見正論のように思えますが、私からすれば非常に自己中心的な考えに聞こえます。
なぜかと言えば、かく言う私もこんな条項は必要ないと思います。ですがなぜこの愛国心を養うという文言が必要かといえばこう説明します。
「私はもともと国を愛する気持ちと態度は持っている。しかし必要な理由は、戦後の極めて偏った日本人への自虐史観の刷り込みの影響で、『国を愛する事』とはどう言う事かを考える以前に、韓国や支那の反日デモの映像や情報を見聞きして日本嫌いになっている子供が沢山未だにいるからです。」
「君が代」や「日章旗(日の丸)」の本当の意味と成り立ちをしっかりと理解していますか?⇒参照(★アナタは日本人ですか? )
「君が代」や「日章旗(日の丸)」が争いをひきおこしたのですか?
これらを燃やしたり、蔑ろにしたら争いは起こらないのですか?
そしてこのように感じる人もいるようです。
「国家=政府」、「国歌・国旗に敬意を表す事=政府」だからダメだ。
国家と政府は完全にイコールでは無いはずです。「日本を愛している、だから国歌・国旗に敬意を表すのであれば、政府のあらゆる政策に対して服従しなければならない」という感覚を持っていらっしゃる方がまれにいます。
なんて短絡的な思考なのだろうと思います。愛すればこそ賛同する事もあれば、愛すればこそ反対を唱える事もあるでしょうに。
「国家も愛さない、政府のやる事なすこと論理抜きですべて賛成、もしくは反対。」こういう方々は一体どうしたいのか?と問いたくなります。
それに子供たちは素直ですから、テレビなどで見た情報をそのまま受け止めます。恣意的に情報を与える大人の言葉を『真実』と受け止めます。
こういった思想が先入観として入ってしまったらもう「国を愛するとはどう言う事か」すら考えもしなくなるからです。今回この文言が入った事でぜひ全国の教育現場でもう一度「国を愛する事」とはどう言う事か考えて頂きたいと思うわけです。
この法案の立法意義には賛成ですが、内容に何点か問題を残すような文言が入っているため、私は100%賛同出来かねない所もありました。しかしながら、これから先に憲法改正等の作業もあります。その時かそれまでに改めて審議され、改正されていく事を希望しています。
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