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映画ドラマ・千一夜

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January 8, 2006
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カテゴリ:アニメ・人形劇
総合点:82 お勧め度:★★★☆
(ストーリー展開)=8 (音楽)=8  (せりふ)=9 (のめり込み度)=7

2005年アメリカ ドリームワークス 監督/脚本:エリック・ダーネル トム・マクグラス 製作:ミレイユ・ソリア キャスト:ベン・スティラー(アレックス)日本語版=玉木宏 クリス・ロック(マーティ)日本語版=柳沢慎吾 デイヴィッド・シュウィンマー(メルマン)日本語版=岡田義徳 ジェイダ・ピンケット・スミス(グロリア)日本語版=高島礼子
◆作品の出来は良いと思います。絵もよく描けているし、音楽も旨く嵌められている。でも、どっか物足りない。多分きっと、僕がこの種の映画を見すぎて、予測の範囲内のセリフが次々と遣ってくるからというのが原因かと思います・・・。今年の興行成績を見ると、もう少しヒットしていたような気もするし、あまりアニメ見ていない子供にとっては、少し違った印象かな?
●ニューヨークのセントラル・パーク動物園で暮らす(変な表現!)縞馬のマーティーは、大自然の中で自由に飛び回る毎日を夢見ている。けれど、日々大勢の客が訪れ(無論、人間です)スターの座にあるライオンのアレックスや、気の小さいキリンのメルマン、カバのグロリアは大都会の中心での生活に満足し浸りきっている。特製の美味しいステーキ肉はたらふく食べられるし、最新の医学と薬で守られているし、エステもしてもらえる、見晴らしの良い快適な部屋さえも与えられている。けれどマーティだけは、広大な大地、一直線に伸びた雄大な地平線、その上に輝く眩い太陽、緑の美しい木々を心に望んでいるのでした。
 マーティーの誕生日のこと、たまたま4匹のペンギンたちが動物園から脱出を試みる。マーティーもまた夢を叶えるため動物園を一人抜け出し、外の世界へ飛び出すけれど、行き着いた駅は都会のど真ん中。マーティーも、そして彼を心配して追いかけてきた仲間も人間に捕らえられ、突然、アフリカ行きの船に乗せられてしまうのです。
 本来行くべきだったケニアの公園ではなく、ペンギンたちが乗っとった船は急旋回して南極へ向かう。マーティー達を詰めた木箱は大海原に投げ出され、マダガスカルの海岸に打ち上げられることに・・・。
◆CGの発達で絵の表現がほとんど「ぬいぐるみ」を見ているような緻密なレベルになって、アニメというよりは実写の世界に近くなっている。これはこれで進歩なのだろうけれど、どうも違和感が残ります。往来の人間も、動きを見ているとほとんど実物だし、かえって夢がないような気がしてくる。妙な感じがしました。
 一方、マダガスカル島に入ってからキツネザルの一団が登場するのですが、この表現は秀逸で、かなり魅力的な表現になっています。
 結局一番良かったのは最初の場面でマーティーが自然の世界の中で空を飛ぶ場面で、流れる音楽が「野生のエルザ」のテーマ。この曲は本当に大自然にマッチした素晴らしい曲、と改めて思いました。
 冒頭に書きましたが、他の人の感想はもう少し好意的と思います・・・。





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Last updated  November 23, 2007 07:54:30 PM
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