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映画ドラマ・千一夜

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January 26, 2006
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カテゴリ:韓国映画
総合点:84 お勧め度:★★★★
(ストーリー展開)=8 (暖かさ)=9 (インプレッション)=9

●1996韓国映画 第33回(1997)百想芸術大賞人気賞(チェ・ジンシル)受賞作品。映画振興公社選定「1996年良い映画」 
●製作:黄奇性事団 ハンコム 監督:ハン・ジスン 出演:キム・スンウ チェ・ジンシル パク・サンア クォン・ヘヒョ チョン・スギョン
●自動車会社に勤めるチソク(キム・スンウ)は、愛する妻インジュ(チェ・ジンシル)と息子のタビンに囲まれ、幸せ一杯の生活を送っていた。ところが、忘れ物をしてインジュにそれを届けてもらおうとしたとき、彼女は交通事故に遭ってしまう。赤ん坊のダビンと夫を残し亡くなってしまった妻に、チソクは失意し、酒に浸り自殺まで考えてしまう。そんなチソクを見かねたインジュは幽霊となってこの世に戻ってくる。再び生きる希望を見つけ元気になるチソクだが、彼に好意を持つ女性ウンスク(パク・サンア)が現われる。
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◆この類の映画はこのところ沢山作られているのですが、1996年はもう10年も昔のこと。こちらの方が元祖かな? 
 キム・スンウさんは表情にどこか暖かい感じがあって、こういう主人公には向きですね。この物語では、インジュ役のチェ・ジンシルさんは「君に出会ってから」や「星に願いを」よりも少し硬い演技で、魅力的には少し落ちるような気がしましたが、でも、素敵です。(演出のせいと思うんですよね・・)
 霊界から戻ってきた時のインジュが「チソク以外には見えない、声も聞こえない」「幽霊は体温が下がって冷たくなっている」「抱いてはいけない」なんていう条件の設定があって、これが挿話を面白くしています。夜、気持ちだけは燃え上がるチソクが、仕方ナシに先輩に頼んで一夜のお相手見つけてもらうとか、それがパワフルお姉ちゃんだとか(あれをしようとするのがスポーツするみたいな感覚を与えるんですね、この場面・・・)、チソクが誰もいない空間に話しかけるので、それを怪しんでパワフルお姉さんはサヨナラするとか、ちょっとHなお話も旨くコメディーを盛り上げています。
 でも・・・、自分の愛する人が他の人と幸せになる、自分の愛する子供が他の人を慕って生きるようになる・・・。もし、幽霊になって、そういうのを見ながら生きなければならないとしたら、本当に辛いです。その辺り、ジンシルさんの「ほんのちょっと涙顔」でそういう場面を遣られると、参りますね。
◆それにしても、健康な頃のインジュみたいなフランクな女の人が伴侶だったら、まあ、これは毎日が楽しく生きられる。男女の間でも気さくに離せる、っていう間柄はいいもんです。
 





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Last updated  October 28, 2007 09:09:20 AM
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