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カテゴリ:SF・ファンタジー
総合点:85 ★★★★
(シナリオ・せりふ)=8.7 (画)=8.5 (キャラクター)=8.6 ●1986年度 アメリカ映画 デイヴィッド・クローネンバーグ 製作:スチュアート・コーンフェルド 原作:ジョルジュ・ランジュラン 脚本:チャールズ・エドワード・ポーグ デイヴィッド・クローネンバーグ 撮影:マーク・アーウィン キャラクター・デザイン:クリス・ウェイラス社 音楽:ハワード・ショア 編集:ロナルド・サンダース キャラクタ創造:クリス・ウェイラス社 出演:ジェフ・ゴールドブラム(Seth Brundle) ジーナ・デイヴィス(Veronica Quaife) ジョン・ゲッツ(Stathis Borans) Joyu Boushel(Tawny) レス・カールソン(Dr. Cheevers) ●若い科学者のセス・ブランドルは、電子装置の展示会会場で科学雑誌の女性編集者・ヴェロニカ・クエイフと知り合う。彼は彼女を自宅兼研究室に招いて、自慢げに研究中のテレポッドを披露した。テレポッドというのは物質転送装置で、生き物の場合は一旦生体を解体し、その情報を元に再生を行う遣り方で、遥か離れた場所に移動できるという画期的な発明だった。 ヴェロニカはそれをスクープ記事にしたいと言うが、ブランドルはそれを止める。ヴェロニカは最近まで上司のボーランズと恋愛関係にあったが、真摯なブランドルの研究態度に惹かれ、やがてベッドを共にする仲に。テレポッドの実験は大詰めの段階を迎える。 ******************************************* ●通常のSFなら、英雄=ヒーローに変身するのが筋。人間には能力拡張の欲望や変身願望があり、それを満たしてくれるヒーローものが、やはり人気があるのです。 けれど、このドラマは違っている。生体を解体し、その情報を転送して再生する、という発想はなかなか優れもので旨い発想でもあるのですが、その解体の最中に異物が混入したら、と考えたのが、ここでは大きなミソになっています。しかもそれが好ましくない生物だったら・・・。 物語は進行して、主人公・ガールフレンド共にかなり厳しい運命を辿るのですが、それがこのドラマの面白いところ。 ●大分昔の映画でしたが、CGはかなり良かったように記憶しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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