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カテゴリ:アニメ・人形劇
評点 ★★★★☆~★★★★★(前半が特に良い) キャラクタ=95 映像=90 ストーリー=92 音楽=88
【23%OFF!】ヒックとドラゴン ボーン・クラッシャーの伝説エディション(DVD) ●2010年度 アメリカ映画 ディズニー 監督:クリス・サンダース ディーン・デュボア 製作総指揮:クリスティン・ベルソン ティム・ジョンソン 原作:クレシッダ・コーウェル 音楽:ジョン・パウエル 脚本:クリス・サンダース ディーン・デュボア ウィル・デイヴィス キャラクタ(声): ◇ヒック(ジェイ・バルシェル/田谷隼) 本編の主人公。体つきが貧弱なバイキングの少年だが、物つくりに長け、優しい心を持っている。 ◇ストイック(ジェラルド・バトラー/田中正彦) ヒックの父で、バーク島に暮らすバイキング達のリーダー。大柄で、巨大な赤ひげが特徴。 ◇アスティ(アメリカ・フェレーラ/寿美菜子) 優秀な見習いバイキングの少女。クールで逞しく、ヒックにとっては憧れの存在。ドラゴンとの戦いに責任を感じており、競争心が強い。 ◇ゲップ(クレイグ・ファーガソン/岩崎ひろし) 陽気で冗談好きなバーク島の鍛冶屋。ストイックの友人で、ヒックの師匠。見習いバイキングのドラゴン訓練で教官をつとめる。ドラゴンとの戦いで失った左腕と右脚は義肢。 ◇スノット(ジョナ・ヒル/淺井孝行) 屈強な少年。少々うぬぼれ屋。訓練中にアスティを口説いたりする。 ◇フィッシュ(クリストファー・ミンツ=プラッセ/宮里駿 ) 大柄な少年。ドラゴンマニュアルを熟読しており知識が豊富。今どきのキャラクタ! ●あらすじ バイキングとドラゴンとの戦いが続いているバーク島。体が細くて力のないヒック少年は、鍛冶仕事を任され、島に迫ったドラゴンとの戦いにさえ出させてもらえない。しかし、縄を使った捕獲銃を発明し、伝説のドラゴン/ナイトメアを捕まえる。しかし、森で見つけたそのドラゴンはケガをしていて、飛べなくなっていた。ヒックは、ドラゴンと戦って殺そうとする他のバイキングとは違って、その様子に心を痛める。 ****** 多少ネタバレ ********** ●感想 通常の場合、物語はその作られた国の言葉で視聴しています。英語なら英語、韓国ドラマならハングルで。そうしないと、物語の雰囲気が変わってしまって、どうもしっくりこない。 ところが、この物語はDVDを回したところ、最初に日本語版で始まり、ヒック少年の声で物語の舞台の紹介とか登場人物の紹介が始まった。そうしてみたら、これがあんまりにも出来が良くて、「このまま日本語で行こう!」ということにしてしまいました。 ●良い映画の要素としては、 ・題材にふさわしいテンポである ・必要最小限の単語/言葉で表現をしている(過不足がない) ・登場する人物、キャラクタの描き方が上手い、絵がうまい ・声が良い ・音楽が良い ・場面の登場シークェンスが良い ・未知の要素が含まれている ・世界の想定が上手い、人物関係が良くできている などかと思いますが、この映画は出だしの数分を見ただけでも、その要素のすべてが満たされ、また、少年と父親の心情の違いの表現などの表現の仕方も非常にこなれていてレベルが高く、脱帽でした。 ほとんど、前半は拍手拍手の連続で、一気に進みます。後半、とんでもドラゴンが出てきて、若干趣を異にするところはありますが、全般的には非常に出来の良い物語と思いました。 ●原作はイギリスの児童文学作家のものですが、人間とドラゴンが仲良く暮らしている想定は映画とは違っているようです。けれど、いずれにしても、想定が良い。人間側が、バイキングである、というのも、素晴らしい思いつきです。 ●今回の映画の特に気に入っている部分を列挙します。 ・ヒック少年の表情! 選ぶ言葉の質。登場人物の性格の描写と、キャラクタ設定 (特に、ドラゴンの薀蓄にうるさい少年バイキング/フィッシュが出てくるのですが、その描き方など、最高の出来です) ・ヒックの友人となるドラゴン/トュースが、ヒックに心を開くまでの場面の描き方 ・船などの魅惑的な絵 ・ドラゴンの飛翔感 ●ということで、アニメとしては久々の★★★★☆越えかと思いました。 ●実は、最初はあんまり期待していなかったのです。この頃、見るべきものがなくなってきたなあ、とか思いながら、ビデオ屋さんでだいぶ探した後、借りてきました。このお話は、これから作家や映像作家になろうとする人には、素晴らしい教材に思います。拍手拍手!!(ペクソン、ペクソンと読みます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 8, 2011 05:56:13 AM
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