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カテゴリ:サスペンス・アクション
評点 ★★★☆ 有名な映画です。古典なので、今となっては少し当たり前の感もあるけれど、ツボは心得ている感じでした。
【中古】 マルタの鷹 /ジョン・ヒューストン(監督) 【中古】afb ●1941年度 アメリカ映画 監督:ジョン・ヒューストン 脚本:ジョン・ヒューストン 原作:ダシール・ハメット 音楽:アドルフ・ドイチュ 出演:(役名が先) ◇サム・スペード/ハンフリー・ボガード 私立探偵 ◇マイルズ・アーチャー/ゲローム・コーワン サムの相棒 ◇ブリジッド・オショーネシー/メアリー・アスター 捜索依頼人 ◇アイヴァ・アーチャー/グラディス・ジョージ マイルズの妻 ◇ジョエル・カイロ/ピーター・ローレ 謎の男 ◇ダンディ警部補/バートン・マクレーン ◇エフィ・ペリン/リー・パトリック サムの秘書 ◇カスパー・ガットマン/シドニー・グリーンストリート ◇ウィルマー・クック/エリシャ・クック・Jr ●あらすじ サン・フランシスコで私立探偵局を開いているサム・スペードは、ワンダリーという女から、サースビーという人物に尾行されているから救ってほしいと頼まれる。が、スペードの相棒のアーチャーが彼女の美しさにひかれて捜索を買って出る。しかしその夜、アーチャーはサースビーと共に死体となって発見される。当局はスペードとアーチャーの妻のアイヴァの間を怪しみ、彼の謀殺ではないかとの嫌疑をかける。スペードは身の危険を守るため、ワンダを追及するのだが・・・。 ************* 多少ネタバレします ************ ●感想 大層有名な映画で名前だけは知っていたのですが、見たことがない。このところサスペンスモノに凝っていることもあって、手に取ってみました。最初は舞台がマルタなんだかと思っていたんですね。それも海洋戦闘物かなあ?なんて印象で・・・。 のっけから探偵事務所が現れて、「ああ、サスペンスモノと気づいた」のですが、制作時代のわりにテンポが良く(早く)、英語について行くのは必死で、結局字幕頼りでした。画面は白黒ですが、こういう映画、白黒も良いですね。特に、ハードボイルドタッチでダンディーさを見せるハンフリー・ボガードや、黒幕のガットマンなど、よく描けている。 物語は少し込み入った舞台設定で、前半はそれを解いて行く面白さがあるし、後半はサムが如何に相手を罠にかけるかが見所です。終わりのセリフも決まっていて、正統的探偵小説、という感じがして楽しめました。 ここでの表題「マルタの鷹」は、その昔スペイン王に献上された宝飾品のことです。それは最初に文章で解説される。要は「宝物を巡っての争奪戦」がベースのお話・・・。宝物の登場は終盤ですが、造形も良く、全体的になかなか上手く描けてました。 主演のハンフリー・ボガードのような味を出すのは、今日、難しいのではないですかね。でも、時代を反映してか、タバコや葉巻を吸う場面の登場回数の多いこと! これには驚きました。 ●梅雨に入って、毎日ジメジメして辛いです。家にいるとムシムシもするし、草も伸びる! もう少しで7月、早く梅雨明けしてくれると有り難いですが、今度はものすごく暑くなるかな? 天気予報の37度とかいう数字を見ていると、頭がクラクラしてしまいます。 庭では朝顔が芽を出して、ようやく伸び始めたところ。なんかよいこともなくちゃあ、いけませんよね。今年も綺麗な花を咲かせてほしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 30, 2017 08:01:51 AM
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