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カテゴリ:西部劇
評点 ★★★★ 西部劇の王道を感じさせるストーリー、口笛の主題曲が有名かと。
【中古】 誇り高き男/ロバート・ライアン,ヴァージニア・メイヨ,ジェフリー・ハンター,ロバート・D.ウェッブ(監督),ライオネル・ニューマン(音楽) 【中古】afb ●1956年度 アメリカ映画 監督:ロバート・D・ウェッブ 脚本:エドモンド・H・ノース ジョセフ・ペトラッカ 出演: ◇キャス・シルバー/ロバート・ライアン 保安官 ◇サッド・アンダーソン/ジェフリー・ハンター 牛追いの若者 キャスに恨みがある ◇サリー/バージニア・メイヨ ホテル兼食堂を経営する敏腕の女性 ◇ジョン・バレット/ロバート・ミドルトン 酒場の主人 ◇ジェイク/ウォルター・ブレナン ●あらすじ カンザス州にある小さな町の保安官であるキャス・シルバーは、牛を運んでくる者たちが増え、町でいざこざが起きるのではないかと心配していた。一方、新しくできた酒場「正直者」のオーナーであるジョン・バレットは、ビジネスの好機だと期待していたが、 バレットと保安官のシルバーには、以前に住んでいた町でお互いの間にしこりとなるような事件があり、バレットはこの保安官を片付けてしまいたいと思っていた。 キャスは町の郊外に到着したカウボーイ達に、銃は持たずに町に来てくれ、と忠告しに行くが、その中の1人=サッド・アンダーソンは、数年前にシルバーが別の町で射殺したガンファイターの息子であった。サッドはいつか、このときの事件の復讐したいと考えていた。 ●感想 のっけから口笛による西部劇らしい「馬の歩行のリズム」を持った主題歌が流れ、良い始まりです。主人公が保安官であることはしばらくして分かるのですが、その保安官の表情が良い。熟練し、切磋琢磨されていて正義感が強い、感じが身体全体に表現されていて、好感が持てます。また、キャスの恋人・サリーもやり手でしっかり者で、それを表現するやり方がさりげなく上手くて、感じが良い。ここでは非常手段に訴える側の(要は悪人の)本家はバレットですが、彼は自分では手を下さず、流れ者の殺し屋を金で雇って始末を行うあたりも、手短にうまく表現されていた。 映画は進行プロセスの妙と締まり感(コンパクト性)がないと、きりっとした作品感が出ないかと思いますが、この作品ではその辺、良く制作がなされています。 人選の上手さと、自分に恨みを持っているらしい若者を、正々堂々と対峙して全の側に連れてくる保安官の心情もプロセスも上手く描かれ、西部劇の王道的雰囲気があります。 1956年度の作品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 17, 2023 07:49:28 AM
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