講座にて
本日の講座。「自閉症療育セミナー」ですが、講師は自ら「自閉症」という方でした。軽度の障害なのだそうですが、2児の母であり、しかも3人目を妊娠中の妊婦さんでした。自分も障害を持ち、二人の子供も自閉症なのだそう。でも、家庭でのことを明るく話してくださって、障害の事も良くわかったし、受講された方もよかったようでした。話の中で、中に鉛筆が入っているキャラメルの箱を自閉症のAちゃんにあげました。Aちゃんは「中にはキャラメルが入っているの?」と聞いたので、「中を見てごらん」と言いました。Aちゃんは中を見てキャラメルの箱に鉛筆が入っていることを知りました。そして、「Aちゃん、おうちに帰って、お母さんにこの箱を渡して中に何が入っているか聞いてみて!そしたら、お母さんはなんて答えると思う??」と言う質問をしました。何だと思いますか?私たちは、きっと、「キャラメル」と言いますよね。でも、Aちゃんは「鉛筆!」って言ったんだそうです。こういう風に、相手の考えていることを考えるのが苦手なんだそうです。なので対人関係が苦手な方が多いということだそうです。