借金1000兆円の日本の行方
明日は総選挙だ。コイズミのわがままから始まった総選挙は、思いの他国民の関心を買っているようで、投票率は高くなりそうだしかし、今回ほど論点のぼけた選挙はなかったように思う。大体国民の関心は郵政民営化ではない。では何かと言うと、漠然とした将来の不安を取り除いてほしいのだ。それは、年金の破綻であり、社会保障の破綻であり、治安の悪化である。先進国で最大となった借金も無関心ではいられない。選挙中、ずっと流れていた自民党のCM,不快でならなかった。「郵政民営化は、国民の皆さんとの約束です」そんな約束、いつしたんだ?郵政民営化は確かにコイズミがずっと前から言い続けていたことではある。こいつの頭にはこれしかないらしい。まさに政治生命を掛けた感がある。そんなに前から言い続けているのなら、さぞかし完璧な改革ビジョンを描いていると思いきや、小泉の出した郵政改革法案は、失敗したスウェーデンの丸写しなのだ。詳しく知りたい方は、きっこのブログを見てほしい。ま、グリンピア事業の撤退で年金もかる~く3500億円無駄遣いしたのに誰1人責任をとろうとしないんだから、今回も郵便局がどんどんつぶれていっても誰も責任取らず、泣くのは過疎地のお年寄りだけなんだろう。そんな思いをしない為に、みんなで立ち上がらなければいけないのだ!