がちゃのダンジョン  映画&本

2004/09/03(金)17:22

あのころ僕らは 〈スパイディ トビー・マグワイア出演作品〉

『あのころ僕らは』 (2000) DON'S PLUM ジャンル ドラマ/青春 監督: R・D・ロブ R.D. Robb 出演: レオナルド・ディカプリオ Leonardo DiCaprio ディレク トビー・マグワイア Tobey Maguire イアン アンバー・ベンソン Amber Benson エイミー スコット・ブルーム Scott Bloom ブラッド ケヴィン・コナリー Kevin Connolly ジェレミー ジェニー・ルイス Jenny Lewis サラ ☆あの頃ぼくらは  ロサンゼルス土曜日の深夜。イアン(トビー・マグワイア)が 一人コーヒーショップ生バンドの店で 一緒に出かけてくれる女の子を探している。土曜の夜は いつも仲間とダイナー“Don's Plum”に集合するからだ。ディレク、イアン、ブラッド、ジェレミーの男4人の それは土曜の夜のいつもの約束。店に来る時には「必ず女の子を連れてくること」。やがて 店に皆が集まった。ブラッドは べッドを共にしたばかりのサラを連れてくる。ジェレミーは ヒッチハイクをしていた女の子エイミーをゲット成功。イアンは 何人もの女の子に断られた後、ジュリエットのOKをもらう。しかし、ディレクだけは誰も見つけられなかった。メンバーが揃うと 性的にかなり突っ込んだ話が始まった。男4人以外は女の子は初対面だが それでもだんだん話が 盛り上がる。ディレク(レオナルド・ディカプリオ)が 終始薄笑いでかなり辛辣。やがてエイミーを攻撃して泣かせ追い出してしまう。エイミーは トイレの壁を蹴りまくり店を飛び出して 乗せてもらった車をめちゃくちゃバットで殴って去った。ディレクは 仲間の事も順番に攻撃したりと嫌な性格を演じてる。しかしそれも彼なりのトラウマがなせる技のようなのだが。。。イアンはそれとなく忠告したりと (友達思いなキャラクターは地?レオ君の「ボーイズ・ライフ」(デニーロ継父に虐待される息子)以来の 親友らしい。) 「タイタニック」の2年前の95年に撮影した青春映画。全篇白黒。撮影が1週間という 試験的な要素があったらしい。 若者の繊細さ不安定さを見事に演じたと評価が高かった。ほとんどずっとテーブルについたままの会話がメイン。 時々ひとりひとりが トイレの鏡で自問自答する。鏡への自問自答というスタイルで 悩み 怒り 葛藤 不安を主張する形。 鏡を見つめる瞳が 白黒の映像の中で ギラリと白く光る。自問自答の順番に意味があるのかは不明だが悩みの深い子ほど うしろに登場しているようだ。 ラスト 夜が明けかかった しろい空。白黒のまま 映像は終わるのは、卒業写真のモノクロを思わせるし まだ何色でもない青春時代をあらわしているのかな?すでに いろいろ悩みをかかえてはいるけど。 晩中ただ 語り合って 一緒に朝を迎える。それだけで何かを共有したような気になる。 今の つきあいがいつまで続くかなんて 先の事は分からないけど仲間とただいることで なぐさめられることもある。 そろそろ 大人になりつつあるけど まあ なんとかなるだろう うまくいくようになるだろう。そんな 手探りの日の1ページを見たような作品だった。 トビー君は 映画中 野菜サンドを注文しているがプライベートも菜食主義なのでそれをひっかけてるのかなっと思った。 それにしても菜食主義とは、肉類なしであんなに筋肉を作れるものなのかな~。現代は プロテインとか手軽に取れるし 専属のトレーナーがいれば可能なんでしょうね。  と レオ君も良かったけど やっぱりトビー君に注目してしまったがちゃでした~♪

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