団塊倶楽部

2009/04/29(水)18:36

酒飲みのスタイル

エッセー(16)

私の所では丁度、お花見の時季。 花より団子と言うが、お酒の好きな人には花より団子よりお酒であろうか。 もっともお酒好きな人は時を選ばず年中飲んでいるが。 私はあまりお酒は飲める方ではない。 お付き合い程度。 家でもあまり晩酌はしない。 たまにビール500ml缶、1本あれば充分。 飲む時は何か食べるものが必ずほしい。 おつまみはピーナッツとか、いかの燻製とか漬物があればよい。 お酒を飲む人にはいろいろスタイルがある。 本当の酒好きは、全然食べないでひたすら飲む。 ぶつぶつ、ぶつぶつと、愚痴をこぼしながらチビチビ飲む人。 注がれた酒は飲まなきゃ損と、ばかりに一気に飲み干す人。 飲め、飲めと、やたら勧める人。 ちょこちょこと要領よく適当に飲む人。 飲めや、歌へやと、やたら攻める人。 スタイルが複数の人。 特に人が集まった時に飲むと、こういう人が多くなる。 お酒はこの人の様に飲みたいなと、いう人には今だお目に掛かれないでいる。 昔、ハナ肇とクレージーキャッツの「スーダラ節」で、 「チョイト一杯のつもりで飲んで~  分かっちゃいるけどやめられねえ」 分かっちゃいるけどやめられないのが、酒飲みのさがであろうか。 最近、「酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律(通称、酔っ払い防止法)」という法律があることを知った。 過度の飲酒が周囲に及ぼす害悪を防ぐための法律。 1961(昭和36)年制定だから、東京オリンピックの3年前。 この法律には罰則がある。 状況によっては警察に保護や摘発を受ける。 つい最近、深酒して公園で裸になったある有名なタレントがいた。 このタレントがこの法律によって保護とか摘発されたのであろう。 警察のご厄介にはならなかったが、「もうろう会見」で世界に名を売った(恥をさらした) 大臣もいた。 「酒を飲んでいる」のではなく、「酒に飲まれている」のだ。 「酒は飲むとも飲まれるな」 と、昔の人は言ったと言う。その通りだと思う。 お酒は陽気に楽しく、いいお酒を飲みたいものだ。 スーダラ節、ハイ それまでョ等を含む全16曲収録ハナ肇とクレイジー・キャッツ BEST★BEST 12CD-1089N

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